サイト運営方針、その他

時々、オマエは有料サーバーを借りて無料コンテンツを提供しながらアフィやcgiなどの金儲けにつながる部分を入れてないのは何故かと言う人がいる。ここで自分の考えを説明しておきたい。

ネッ トを使うようになり私の生活は非常に豊かになった。それは世界をつなぐネットの性格とDMOZのように無料で優れたソフトを提供する考えを持った人々のお かげだろう。私はフリーウェアを使用してもペイパル経由でお金を振り込んだことはない。だが、何らかの形でネット社会に恩返しをしたいと思っていた。

そ れが、このサイトにおかれているコンテンツに特別な縛りをかけていない理由だ。現在、サイトにおいているコンテンツにどれほどの価値があるかは不明だが、 赤報隊事件にせよ朝日サンゴ事件にせよ、実際にその時その場で働いていた人間として、「資料的価値のある情報」を提供しているつもりだ。コンテンツの価値 判断は難しいが、現在ネット上で赤報隊事件を生で体験した者が意見を述べている文章が私のものしかないのだから、それなりの価値はあるのだろう。

私 としては全てのコンテンツの著作権放棄をしてパブリック・ドメインにおいてもかまわないのだが、その場合、どういう形で引用あるいは加工されるかの部分が 読めない。読めないということは何らかの訴訟リスクがある。今日の時点(2009.10.21)でどこからも文章を削除しろとか訴訟をおこすという通知は 来ていない。私は実際に自分が体験したことしか書いてないから当然とも言えるが、私の真実が他人の真実とは限らない。

古典的な心理学の実験を想い出す。あるアメリカ人教授が事前に雇った「暴漢」に講義の途中で乱入させ、教授に暴行をふるわせた。この暴漢は何者かを講義を受けていた学生に聞いたところ、

1.人種:白人、黒人、不明
2.性別:男性、数人は女性を主張した
3.身長:高いという人数人、低いという人数人
だったという。要するに実際に体験しようが「真実」を認識している人は僅かしかいない訳だ。

これは私が書いている文章にも言える。私は確信を持って人名を出し、文章を書いているのだが別の人から見れば完璧な勘違いかも知れない。現時点で何らクレームがついてないから私が書いてきたことが正しいという証明にはならない。

と いう訳で私は自分のサイトにメタタグも入れずリンクページも作らず、細々としたサイト運営で訴訟リスクを避けながら、自分の言いたいことを言ってきた。ア クセス・ランキングをあげない見返りに訴訟リスクを避けてきた、いや別に訴訟をおこしてもらってもいっこうにかまわないのだが(笑)。

12 月にこの有料サーバーの更新がある。更新をするかどうか決めていない。サイトを廃止してコンテンツをwikiあたりに無料提供しようかという考えもある。 元々、このサイトは私の音楽サイトであり、政治とも経済とも関係なかった。そして、ここ1年で私の演奏能力および音楽理解力は格段に上がった。このサイト を捨てて別の音楽専門サイトを立ち上げようという考えも当然ある。私の場合、音楽理解が深まったというのはよりコンゴ・アンゴラ的になったということだか ら1日のアクセスは1桁になるだろうが、私は自分のことを音楽家として考えている以上、それでも別に不服はない。

私は毎日、連絡先にしているgmailをチェックしているが誰も良いとも悪いとも意見を言わない。言わない以上、判断ができない。一応、サイトが消える可能性について事前警告しておく。