死体輸出国

(この文章は気持ち悪いことを最初にお断りしておきます)

私 のようにコンゴとハイチの音楽が好きな人間にとってエイズは避けて通れない問題だ。実際に人によってはコンゴ音楽あるいはアフリカ音楽史上最大の巨人と見 なすフランコ(フランソワーズ・ルアンボ・マキアディ)はエイズで死んでいる。どれほど身近かと言うと新譜LPジャケットに写ってる姿が少しでも痩せてい たら「病気の心配」をするほど身近なのだ。

ところでwikiの記述を読んでいるとエイズはカメルーン起源となっている。若干、違和感を覚えるので自分の考えを述べて見る。なお医学研究者では無いので、病理学的根拠を出せと言われても何も出せないことを最初にお断りしておく。

コンゴ人には奇妙な癖がある。それは猿食いである。私は見たことが無いが、コンゴの市場でピンク色の肉が売られているのを見たという人はいる。猿を食べるのはアフリカでもかなりの奇習であり、アフリカ人からもコンゴ人は「変わった連中」と見られていた。

エ イズが猿の病気だったという部分はwikiと同じなのだが私の説では猿を捕えナイフをふるう過程でコンゴ人に移ったのではないかと思う。ところでエイズの 初期患者はアメリカの同性愛者とハイチ人だった。コンゴとハイチには人的交流があったという。1980年代に英国のGlobe Styleというレーベル から出た"Dance Cadance"というアルバムのライナーノートによると、コンゴ人出稼ぎ労働者がハイチに相当数、存在したという。

ハイチはカリブ海最貧国なのだが、それでもコンゴよりは豊かなので、建設作業員としてコンゴからハイチに移った者がいたらしい。少なくともGlobe Styleはそう主張している。ここでエイズがハイチ人にうつったと私は考える。

ではハイチから北米にはどういうルートで感染したか?これは単純に北米への移民経由だと思う。ところで私が一番、熱心にハイチ音楽を聴いていた1980年代のハイチにおける最大の輸出品は死体だという話がある。さすがに公的な統計には出ていない。

何 故、ハイチ人の死体が輸出されたのか?どこに輸出されたのか?これはアメリカである。この頃、アメリカ国内では医学生用の解剖実験に使う死体不足が深刻 だったらしい。そこで、どういうルートかは不明だが、ハイチから死体を買っていたそうだ。あくまで闇の話である。公的統計をいくら見ても書いてない。この 医学生の解剖過程でアメリカ人にうつったという可能性も大きい。

非常に気持ち悪い話だが、かなり確度の高い話である。ソースを出せというなら出してもいい。世界には国の最大輸出品が死体というレベルの貧困に苦しむ国が合った。そして、それほど貧しい国に出稼ぎにいくほどコンゴ人は困窮していた。

今、鳩山由紀夫が友愛だの地球益を説いているが私は大きな違和感を覚える。この人はそうしたレベルの貧困を知らないのか?大体、日本の富を全て差し出しても恐らくコンゴという1つの国を救う事すらできないだろうと私は思う。

鳩山由紀夫や民主党の「本当の目的」は一体、何か?私は大きな疑問をいだくのだ。