ライオンとカモシカはどちらが強いか?

ライオンとカモシカはどちらが強いかと訊かれればほとんどの人がライオンと答えるだろう。だが本当にそうなのだろうか?

ま ず強さの定義が必要だ。ここでは生き残るほうが強いと仮定する。実際、ほとんどの場合、強さの基準は「生き残ること」だからだ。この点で見ると実はカモシ カのほうがライオンより強い。何故ならライオンは絶滅危惧種寸前であり、人為的なサファリ・パークなどが無ければ、さらに数を減らすだろう。一方でカモシ カは特別な人の助けなしに普通に生き延びている。

いやいや、それは大きな勘違いで人間がライオンの居住地を奪ったり、狩りをするから減っ ているんだと主張する人がいるかも知れない。だがカモシカの居住地もライオンの居住地もアフリカのサバンナだ。またカモシカ狩りも普通に行われている。生 き延びる事を基準にすればカモシカのほうがライオンよりはるかに強い。

つまり我々はTVなどに出てくるライオンがカモシカに襲いかかる場面などにより洗脳され、根拠も無しにライオンのほうがカモシカより強いと思い込んでいるのだ。また筋肉の違いを見ると、根本的な部分でカモシカのほうがライオンより強いことがわかる。その違いとは何か?

ラ イオンは多くの猫科の動物と同じように瞬発力が高い。だが、それを維持する事はできない。カモシカは瞬発力で劣るが、走りの速さを維持することができる。 つまりライオンはカモシカが至近距離まで近づいたところで、一挙に襲いかからないとカモシカに負けてしまう。何故ならライオンがカモシカより速い速度を維 持できる時間はわずかだからだ。結果、多くの場合、カモシカは逃げ切ってしまう。つまりライオンが絶滅寸前にまで追い詰められ、一方でカモシカが悠々と生 き延びているのにはきちんとした生物学的な根拠がある。

あるいは走りにおけるトータル・エネルギーで見てみよう。

カモシカが走りで出すことのできる総エネルギー>>>ライオンのエネルギー

が明らかに成り立っている。

このライオンとカモシカの関係はそのまま男性と女性の関係にもあてはまる。元々、男性のほうがたくさん生まれる。これは男性のほうが乳幼児死亡率が高いからだ。それが最終的に生き延びるという面で見ると、女性の圧勝となる。これは平均寿命を見れば簡単に確認できる。

ここでもオリンピック競技のTV中継などが洗脳工作をしている。確かにオリンピックで男女混成競技は無い。それはオリンピックで問われているのは瞬発力の高さであり、「速度の継続性」では無いからだ。

また一般的に男性の体が大きいことも

男性の「力」>>>女性の「力」

と いう幻想を生み出している。だが、脳や心臓などの主要臓器の機能はほとんど同じなのだ。男性の体が大きいということはそれだけ心臓に負担がかかるというこ とだ。これは白人と日本人との間でも言える。白人は体が大きい。だが白人の心臓が日本人の心臓より高い機能を持たない以上、体が大きいということは常に心 臓に負担がかかることを意味している。実際、白人の死亡要因の上位に必ず心臓病がある。

だが世界の全ての国で女性が長生きする訳ではなくアフリカでは普通に男性のほうが長生きだ。これはアフリカが極端な男尊女卑社会だからと私は理解している。つまり人為的な理由で女性の寿命が短くなっている。

誰がどう考えてもAとB、2つを比較してどちらが強いかの基準は「生き延びる」だろう。国連の人権勧告とかを聞くたびに私はもはや不条理と言ってもいい日本における男性差別を想起する。そして国連の人権勧告は何故か精神障害者の人権にはひとことも触れない。

「失語症躁鬱ニート部落民はとっとと首つって氏ねよ。持ち家もない貧民のくせに。」

こういう精神障害者とその家族の人権を踏みにじる発言をする朝日新聞記者を何故、国連人権委員会は問題にしないのか?それは結局、国連人権委員会はただの「利権団体」である事を証明していると私は考える。