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さらに偏向を進める日本マスゴミ
すでに書いたように私は情報源としての新聞もTVも信用してない。新聞はそれでも待合室などで何もすることが無ければ読むこともある。TVは全く見ない。
だが残念ながら日本に住んでいる以上、見たくなくても見る事はある。今回の鳩山由紀夫辞任、菅直人選出もそうだった。そして日本マスゴミの偏向はますます激しくなっている事に気がついた。以下は全て通りすがりに見たTVからの断片的な情報を元に書いている。
TV
によると今日、菅直人新首相誕生で新聞は号外を出したそうだ。これは変だ。何故なら号外というのは意外性のある事態、不測の事態がおきた時に出すものだ。
今日の菅直人首相選出のどこに意外感があるのか?一方で鳩山由紀夫の突然の辞任はどこも予測してなかったものであったが、こちらでは号外を出さなかったよ
うだ。意外性のある事件(鳩山辞任)では号外を出さず、意外性の無い事件(菅直人選出)では号外を出す。これでは新聞は民主党応援団と言われてもしかたな
いだろう。
号外を出す出さないは普通、4社会議にはかる。つまり朝日、読売、毎日などの編集局長が会合を持つか電話連絡して号外を出すか
出さないかを決める。要するに談合である。情報の談合だ。この談合の目的は民主党のイメージアップ、それだけである。新聞社は本音では依然として民主党応
援団だという本質が見えたと考える。
もっとひどかったのはTVだ。昨日の午後3時頃、TVをチラッと見た。恐らく読売TV制作の情報ライ
ブ
ミヤネ屋という番組だと思う。私はその内容に呆れてしまった。まず女性アナウンサーが「鳩山さんは資産家だったが、お金持ちの政治家のほうがクリーンな政
治をする感じがする」と主張した。この人は政治資金規正法が何の目的で存在するのか知らないらしい。オジサンがやさしく教えてあげるが、鳩山由紀夫のよう
に巨額資産を持つが政治家としての資質ゼロの人を排除するために存在するのだ。大体、鳩山民主党は政治と金を問題視して2009年8月の衆議院選挙に大勝
した。このアナウンサーはそれを覚えてないらしい。
男性アナウンサーはまともだったかというと、こちらもひどかった。「鳩山由紀夫さんは
良い人だった。会った人、みんながそう言う」と主張した。この発言は2つの問題を抱えている。1つは、では過去の自民党総理はみんな悪い人だったとアナウ
ンサーは主張したいのか?もし過去の総理も良い人なら鳩山由紀夫をわざわざ「良い人」と誉める理由がない。つまり、このアナウンサーは(過去の自民党総理
は悪い人ばかりだったが)鳩山由紀夫さんは良い人だったと暗に主張しているのだ。これは明らかに洗脳工作である。
もう1つの点は、鳩山由
紀夫がたくさん嘘をついた事と良い人というのは両立するのかという疑問である。例えば、加藤紘一自民党議員に対し秘書の「違法行為」を理由に議員辞職を要
求したのは鳩山由紀夫である。挙げれば無数にある。この男性アナウンサーは嘘つきと良い人が両立すると考えているのか?どう考えても次から次に嘘をつく人
は悪い人である。日本国首相という立場を考えれば尚更そうだ。だが、この男性アナウンサーは鳩山さんは良い人だったという政治家あるいは首相職とは全く関係
ない資質を持ち出し、大変に歪んだ印象操作をした。
これが社会の公器がすることだろうか?こうした行為のどこが不偏不党なのだろうか?私はもはや昔、新聞社で働いていた事が人生最大の汚点のように感じてきた。
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