何故、小人はいなくなったのか?

2010.07.31

私 が子供の頃、小人は普通に見ることができた。この場合の小人は成人になっても身長1m以下の人と定義する。小人であることを売り物にする人もいた。先日亡 くなった藤田まことさんが初期に漫才の相方としていた白木みのるさんである。ノッポとチビ(差別用語?)を売りにした漫才だったが、今の吉本のお笑い芸人 よりずっと良質な笑いを提供していたような記憶がある。

で は何故、現在の日本社会において小人が見られなくなったのか?これは実は日本政府の医療行政のおかげである。以下、記憶で書いているので細部で間違いがあ るかも知れないが、ある時期まで日本政府は小人症の治療に人成長ホルモンを使用するのを認めなかった。それが行政方針が変わり、小学校5年の時点で身長が 1mに満たない場合は小人症と認定され、医師による人成長ホルモンの投与が認められるようになった。その結果、今では年配者をのぞき小人を見ることはほと んどなくなった。

国の行政方針はここまで大きな影響を与える。もしアナタや私が小人症として生まれても、ある時点以降であれば国が成長ホ ルモン投与を認められた。何故、それまで認めなかったかというと成長ホルモンを投与すると発ガンリスクが高まるからだ。特に成長期の若者の場合、いったんガン が始まるとそれは急速に進む。そのために成長ホルモン投与は医師による定期的なガン検診とセットになっている。だが、ほとんどの人は発ガンリスクを承知の 上で成長ホルモン治療を望むだろう。少なくとも私はそちらを選択する。だが、ある時点まではそうした選択肢が無かった。小人症であってもどうすることもで きなかった。お金があればアメリカに行き治療を受けることができた。アメリカは日本より早い時期に成長ホルモン治療を認めていたからだ。

国 の医療行政は、ここまでアナタや私の人生と生活を左右する。当然ながら、医療行政は極めて重要だ。特に私たちのように精神障害者をかかえる家族にとっては ある意味では唯一の希望である。人間はパン(障害者年金)だけで生きるのではない。将来、医学の進歩により病気が治るという希望が必要だ。その障害者およ びその家族が生きていくために必要な希望を踏みつぶしたのが民主党の必殺仕分け人こと蓮舫である。つまり蓮舫は全ての障害者とその家族の敵である。これは ハッキリと認識する必要がある。繰り返すが人はパンだけで生きるのではない、希望と夢が必要なのだ。その希望と夢を踏みにじった蓮舫は遺伝的に劣っている という理由で統合失調(精神分裂病)患者、血友病患者などを殺したヒトラー/ナチスと同格と見なすことができるだろう。

ところで統合失調 症はそれほど遺伝に関わる病気なのかというと実はそうでもない。例えば私のように兄が患者である場合、私が発症する確率は家族に全く患者がいない家庭の 10倍程度である。正確に言うと普通の日本国民が統合失調症を発症する確率は1%だが私の場合は10%になる。それだけである。つまり全ての日本国民に 1%程度の発症リスクはある。そして、もし「そうした病気」がおきた時のあなたの最後の希望もまた蓮舫により踏みにじられた。これはキチンと理解しておく べきだろう。統合失調症は遺伝と関係なく一定の割合でおきる。東京都民で蓮舫に投票されたかた、アナタが発症しても文句を言わないように。何故ならアナタ が「障害者は社会から消えろ」という民主党/蓮舫の姿勢を支持したのだから。

何故、医学の専門家でもなく障害者行政にかかわってきた訳でもない蓮舫はこのような非道な行為を為すことができるのか?ここでハッキリと言わせてもらうが、お花畑信者およびマスゴミに騙された愚民が民主党に投票したからだ。

ありがとう、あなた達のお陰で私たちの将来の全ての希望は潰された。恐らく、アナタ達は障害者のような邪魔者が日本社会から消えるのを望んでいるのだろう。そして今の路線が続くなら、その通りになるだろう。日本は「素晴らしい社会」へと急速に変わりつつある。

映画スーパーマン主役を演じたクリストファー・リーブは何故、最後まで万能細胞研究開発にこだわったのか?そこに希望があったからだ。

引用

1995 年5月27日、彼はバージニア州シャーロッツヴィルでの乗馬競争で転落、脊髄損傷を起こし首から下が麻痺した。彼は映画出演からほとんど引退し、リハビリ テーションに専念することとなった。また、妻のディナとともに「クリストファー・アンド・ディナ・リーヴ麻痺資源センター」をニュージャージー州ショー ト・ヒルに開設し、身体の麻痺に苦しむ人たちにより独立して生きることを教えることに専念した。

1997年にエミー賞を、翌年にはグラミー賞を受賞。

その後芸能活動を再開したリーヴは、1999年にはテレビ映画『裏窓』を製作。この作品で、彼は車椅子に乗った主人公を演じた。

2003年に、連続テレビ番組『ヤング・スーパーマン』Smallville に、若きクラーク・ケントに自らの素性に関して洞察力のある手掛かりを与えるスワン博士役で出演した。

引用終わり