これからの予定など
2010.08.22

あんまり政治的なことばかり書いてると狂信 者と思われかねないのだが、現実問題、音楽について書いても誰も読まないし新曲も聴かない以上、政治経済的な文章の比率が高くなってきた。本当はジャズと いう言葉(音楽)とコンゴ・アンゴラとのつながりとかを書きたいのだが、誰も読まないことがわかっているのに書くのも馬鹿らしい。

ところで下の文章でタカヒロ・マサル氏の踊りには音楽的サプライズが無いと書いた。

http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/view/view331.html

そ れだけエラそうな蘊蓄をたれるなら「自分の踊りをさらせや」という意見/反論が当然、出るだろう。ちょうど今日、ロベール・マルティーノに捧げるカダンス というスロー・カダンスをアップしたことだし、この曲に合わせて踊った自分の動画を秋から冬にかけてアップしようかと考えている。心臓発作で死ななければ 良いのだが(笑)。

私は54歳なのでタカヒロ氏のような身体能力もスタミナも無いのだが、こういう風にリズムを解釈するとコンゴ/ハイチ風になりますよという見本は出しても良いだろう。なにしろ自分の100%オリジナル曲なので、どう踊っても誰も反論できない(笑)。

実 際に一部のコンゴ音楽ファン限定で自分の踊りをサイトにアップしていた時期もある。この時に、コンゴでイチャーリーという人間国宝的な打楽器奏者について 修行をつまれた方に私の踊りの印象を聞いた。そうすると、腰のヒネリが足りないが、コンゴ音楽は両手をヒラヒラさせ上半身をくねらせるところに特色があ り、キューバ音楽と違い足の動き(ステップ)は重要ではない、基本そんな感じだというコメントをいただいている。

追記

カ ダンスとは何かというとハイチのリズム、コンパが緩くなったものだ。ハイチにコンパというリズむ/音楽スタイルが生まれた時、マルティニックやグアダルー プといったフランス語圏カリブでも爆発的に流行った。ところがマルティニックやグアダループはハイチほど黒人比率が高くないために正確にコンパを演奏する ことができず、「緩いリズム」が生まれた。このリズム、カダンスがハイチに逆輸入され、ハイチのリズムとしても演奏されている。