最初の出会いが重要だ
2010.08.27
最近、ネット上を徘徊しているとドラク
エだのFFと言った言葉をよく見る。私は、それらが何らかのゲームを指すことは知っていたが、具体的にどういう物かは知らなかった。そこで、ある動画サイ
トで内容を確認したが、正直な感想を言えば「死ぬまで知らないほうが良かった」と思った。
私が極端なゲーム嫌いになったのは、ほぼ30年
前インベーダー・ゲームというアーケード・ゲームが流行った時だ。私は何ら、興味なかったのだが、知人数人と歩いているときに「おもしろいからやってみ
ろ」と強制的に勧められた。そして、やって見て面白くなかった。この時にゲーマーは
1.自分が面白いと思う物は全ての人が面白いと思うはずだという独善的思想家である
2.私が面白くないと反論しても「オマエが変人だ」と主張する自分が「宇宙の中心」なのだと考える精神障害者である
であることに気がついた。以降、全てのゲームを避けてきた。だが、意固地に避けるのも大人げないので今日、動画サイトでわかる範囲で勉強してみようと考えた訳だ。結論を先に言うなら完璧な時間の無駄遣いだった。
私
はインターネット上では「ネット右翼」と見なされているらしいのだが、右翼の先輩(笑)であるスギヤマ・コウイチ先生(ドラクエ音楽担当)の音楽は「退
屈」という印象しかわかなかった。荒っぽい表現をすれば現代音楽作曲家武満徹の音楽にガム・シラップをぶちこんだような感じだった。右耳が腐って落ちか
かって来
たので、慌てて武満徹氏の曲を聴いたが、やはりレベルが違う。だが武満徹の音楽も退屈なマスターベーションなので、コンゴ音楽に切り替えてやっと正常な感
覚を取り戻すことができた。以上は全て私の個人的な感想であり、「スギヤマ先生の音楽の良さがわからないヤツは首つって死ね」と考える人が多数いるだろう
ことは私も容易に想像できる。
だが私が嫌っているのはドラクエやFF、スギヤマ・コウイチ氏の音楽ではなく、そうしたゲームや音楽を平然と
他人に勧める人たちの感性である。自分の自由な時間に何をしようと、どういう音楽を聴こうと自由じゃないかと私は思うのだが、IT業界の人はそうした意見
を許してくれないのである。
私はコンゴ、アンゴラ、ハイチ音楽ファンであり演奏家である。だが、私の書く文章にはそうした音楽が素晴らし
いという私の個人的な感想はあっても、他人に対し、「聞け」とか一切、勧めていない。何故なら、それは個人の自由だからだ。ところがドラクエやFFのファ
ンは他人に勧める。それが私の激しい嫌悪感をそそる。
本当に優れているなら何もしなくてもファンは増えると私は考えるのだが、世の中には「オレが優れていると考える以上、オマエもファンになるべきだ」という恐るべきファシズム信者が多いらしい。
で、最後に真面目に聞きたいのだがドラクエやFF、いやハリウッド映画でもいいのだが、そうした作品のどこがどう優れているかを論理的に説明してもらえませんか?