宮崎駿氏の理解不可能なコンプレックス
2010.09.09

引用

2010 年7月12日 ... 宮崎駿「iPadは糞。電車でオナニーしてるようなもん。ぼくには、鉛筆と紙があればいい」 ... 電車の中がマンガを読む人間だらけだった時も、ケイタイだかけになった時も、ウンザリして来ました。 資料探しの道具として使いこなせば良いの ...

引用終わり

相 当に古いネタなのだが書く機会をずっと逸してきたので、今日書いてみよう。宮崎氏は何をそんなに怒っているのだろう?私は全く作品を見た事がないがいまや 世界の宮崎監督である。堂々とかまえて「若い人は色んな流行り物に飛びつく」と笑っていればいいのに。そういう激しい反応を示すということは宮崎氏は iPadあるいはそれを使用する人たちに何らかのコンプレックスを持っていることを示すと私は考える。

もっとも私も2chの某スレで「東大コンプが激しすぎる」と書かれた(笑)。私は「それは面白い。これからは東大コンプを売り物にして東大一直線とか・・・」、それは小林よしのりがすでにやっていたか。なかなか新規売れ筋路線を開拓するのも難しいのである。

別 の例を出すと、職場の多くの若い女性達は私の事を「知性に不自由している人」と考えた。別にヨダレを垂らしながら歩いていた訳ではないのだが。一方で男性 の多くは「オマエは893にしか見えない、目つきが怖すぎる」と言った。任侠会のハーバードを出たミキタニさんじゃあるまいし怖いわけないんだが・・・・  だが個人的にそう見なされることが気になったり苛立たしいと感じたことは一度もない。第一、知性が何であるかは別に定義されてないので、彼女たちの基準 で見れば私が痴愚に見える、あるいは痴愚そのものであることは十分に可能だ。

他方で「キミはヘラヘラ笑ってないで、そういう事を気にするべきだ」と主張する男性同僚もいた。「人間外観が大事だ」とその人は言われた。これはその通りだ。では私はどうして若い女性からどう思われようと気にかけないようになったか、そのエピソードを書いてみよう。

すでに何回も書いているが私は2月の最終日(28か29日)まで就職先が決まらなかった。その頃は就職天国だったので私の存在は学内で結構、目立った。2月の最終日の午前中に朝日新聞人事課から電話が入り、私の就職先がやっと決まった。

3 月1日にキャンパスに散歩に出た私に対し多くの女子学生が挨拶をし話しかけてきた。これまでガン無視していたくせに(笑)。中には積極的な人もいてコー ヒーとか食事に誘う人もいた。この体験は私の内部に強烈な「女性観」を植え付けた。そして、この事件以来、私は若い女性に白痴と思われても馬鹿と思われて も全く気にならなくなった。

何故、世界的なアニメ監督として名声を欲しいままにしている宮崎駿氏がiPadごときにコンプレックスを持つ のか、その理由が私には全く理解できない。使いたい人は使えば良いではないか?確かにiPodは発熱爆発する可能性があり、そうした面での不安はあるが、 自分の愛するiPodやiPad、iPhoneが爆発して死んだら本人も満足だろうと私は思うのだが・・・ 私は携帯電話の契約をした事が一度もないが、 別に携帯電話にコンプは持っていない。

いずれにせよ、宮崎駿氏のiPad批判は私には理解できない部分がある。批判内容がではなく何故、iPadごときに宮崎氏がコンプレックスを持つのかに関してである。