山口一臣氏の語る綺麗事
2010.09.28

最近、上杉隆氏が以前のようにギャグを飛ばしてくれない。残念な話だ。日々、笑えたのに。そこで盟友である週刊朝日編集長、山口一臣氏の批判をする。上杉氏の再起を期待したい(笑)。

引用

http://twitter.com/kazu1961omi

kazu1961omi

続き しかも、見込みが違っても誰も責任をとらず、失敗してもお咎めなしです。
1,285,303,111,000.00 TweetMe for iPhoneから

続 き だから、私たちは取材をきちんとします。それでも間違えることはあります。しかし、検察は人の人生を左右するほどの権力を持ちながら、その自覚もなく、平 気で冤罪をつくります。RT @Already_Free: 税金云々は関係ない。ようは山口さんの業界も捏造や改竄をやっていると認め
1,285,302,871,000.00 TweetMe for iPhoneから

続 き その意味では検察の見込み捜査と同じで、予め筋立てを考えて取材に入ります。しかし、週刊誌の場合は、見込みや筋立てが違っていると名誉毀損による損害賠 償などのしっぺ返しを受けることに。RT @Already_Free: 税金云々は関係ない。つまり目糞が鼻糞を罵っている構図。
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ちょっと違います。以前も書きましたが、新聞やテレビと違う週刊誌の存在意義は、取材した事実に基づく仮説の提示だと思っています。事件になる前の疑惑の段階でも、編集サイドのリスクと責任で記事を掲載します。続くRT @Already_Free

引用終わり

山口氏は綺麗事、建前論に終始している。週刊誌はもちろん新聞も間違いを掲載する。時には「スクープ」が全くの誤報だったりする。その相手が一般企業である場合、手順は決まっている。

1.広告営業が謝りに行く

2.ひたすら頭を下げるが「ボケ、カス、死ね」と罵られる

3.そこでお詫び案を提示する

4.広告が提示するお詫びはほとんど広告の無料掲載である。つまり間違った記事/広告を載せたので、次の全面広告(1ページ広告)はただにしますと持ちかける。大きな企業は大抵、ここらで手打ちになる。

5.なお相手が怒っている場合、編集局の偉いさん(局次長とか)が企業を訪問し、その企業を持ち上げる記事をこれから書くことで謝罪とさせてくれと頼む場合がある。日経でそういう例が多いという業界の噂があった。本当かどうかは不明。

6.相手が本当に怒ってる場合、そうした妥協が出来ず、訴訟になる

7.なお週刊新潮とかは訴訟リスクを織り込んで紙面を作ってるので、記事内容が正しいかどうかはわからない。その証拠に週刊新潮も週刊文春も何回も訴訟で負けているが潰れてない

8.報道内容が正しくても訴訟をおこす人は訴訟をおこす。理由は様々。訴訟と記事内容の正しさはあまり関係ない

つまり新聞も週刊誌もしょっちゅう間違えてるんです。ただ、それがこじれて訴訟にまで発展するケースが少ないというだけで「水面下の間違い」はある訳です。

新聞や週刊誌がトップで報道してる、さらにお詫び記事も出さない、きっと本当なんだろうと考えてる人にはショックかも知れませんが実態はこんなもんなんですよ(笑)。ただ本当の事を書いたから、かえってこじれる場合もあるので真相は常に闇の中です。

最後に皮肉を書けば、週刊誌の場合は「特定の連載」に対し、記事そのものにお金がつくという噂もありました。どうでしょうか、山口さん。何かコメントを(笑)。

追記

要 約するとですね、新聞の誤報や不始末もまた「記事を書くぞ」という暗黙の権力誇示やメディア間の「談合」(4社会議とも呼ばれる)、時には懇意の政治家の圧力により、もみ消され、読者は全く知ることがで きないのです。例えば、このサイトで書いてる事の多くはメディアで全く報道されてないでしょう?私が嘘を書いてるなら訴訟をおこせば良いのに・・・・・ 

昭和天皇ご崩御の際の4社会議取り決め、電通による記事のもみ消し、朝日新聞社内の夏の高校野球を巡る社内賭博、これらはただの事実なんですが。