リオからの手紙
2010.09.29
(この文章は2002年末頃のものと思われます。アナさんというブラジル人からきたメールについて書いています。相当に嬉しかったようです)
今朝おきてメールをチェックして驚いた。ブラジルのリオ・デジャネイロからすばらしく美しいメールが届いていたのである。とりあえずこの人を「イパネマの娘」と呼ぼう。
メールによると彼女は大変なボサノバファンで、私の音楽を聞き気に入ったのでアルバムがあれば買いたいという。さらに私がこのサイトで何回も繰り返しているアンゴラを含むコンゴとサンバの関係にも興味を示し大変おもしろいと述べていた。
(この当時はバイリンガル・サイトだった)
このサイトを立ち上げて以来ブラジル人からの反応はなかったのでこのメールはうれしかった。しかも熱心なボサファンである彼女は私の音楽を非常に評価してくれているのである。
熱
心なボサノバファンであることはメールの背景に使われているアルバム・ジェミニ5(ジェミニ・シンコと読む)のジャケットからもわかった。例のボサトレス
の連中が海パン姿で岩肌むきだしの海岸に立っている写真である。私はさっそく返事を書きCDは3月末くらいにはできるだろうからできたら連絡するよと伝え
た。
(この自主制作CDは実際に完成した。アルバム推薦文を書いてくれたのは英国人DJ、マーティン・シノックである)
さ
て彼女へのメールを送った後にアクセス解析のログ・ファイル(非常に簡単なものです。プライバシーの心配などご無用です)を開いてみると、おおなんと今度
はキューバからのアクセスがあるではないか!ただこの方は日本語ウインドウズを使っているのでキューバ在住日本人と思われるが何とも私のサイトも国際的に
なったものだ。ネット社会の利便性を実感した1日だった。
(この頃の一日のアクセスは20−30件だった)
追記
「イ
パネマの娘」からのメールはアートとして美しかったが、やはり男ばかり海パン姿でならんでいるのは興ざめである。やはりここはビキニのお嬢さんの写真が欲
しかったところだ。ビキニがなければないで私は別にかまわないのだが(笑)。そのような小さな事にはこだわらない主義だ。