朝日、夏の甲子園野球賭博
2010.10.01
この話題は特に書きたい訳ではなく、むしろ新聞社が第3種郵便制度をいかに悪用してきたかを具体的に解説したいのだが、ただ「スキャンダラス」という意味では、こちらの方が面白いので書いてみよう。
朝日新聞が夏の高校野球を高野連とともに主催しているのはご存知だと思う。その優勝校を巡って朝日社内で毎年、社内賭博が行われていた、簡単に書けばそれだけである。
最初に私に声をかけたのは広告整理課の主任、石川亨氏だったと思う。
「オ
マエも一口のらんか?」と言われた。何の事かなと思ったら、その時、まさに開催中であった夏の高校野球でどこの高校が優勝するかの賭けをみんなでやってる
がオマエも賭けないかという誘いである。私は賭け事は一切、やらない。パチンコすらやらない。当然ながら、その場で断った。すると石川氏は「お堅いヤツだ
な」と言い、他の人に声をかけてまわった。
この高校野球賭博が朝日新聞全社で行われていたのか、名古屋本社だけの慣習なのかは不明だ。た
だ、朝日新聞名古屋本社広告においては夏の恒例行事であり、必ず賭けが行われた。賭けたお金は5000−1万円であり、賭けに参加した人は広告会社(広告
代理店)の媒体担当も含めて40人程度か。
外部組織の関与は無く、私のように「興味ない」と断っても強制されることは無かったから、極端に悪質では無かった。
問題は(またしても)道義的責任である。夏の高校野球を高野連とともに主催する朝日新聞社内部でそうした賭博が部長などの容認のもとに行われたことは、どうなのよという疑問である。
私が朝日を辞めて随分経つが、こうした社内風習が変わったと考える理由が無いので今も行われているのだろう。幹部の黙認のもとに・・・・
そういう行為をやってる会社が毎日、紙面で説教を偉そうに垂れてる訳です。私の書いてる朝日批判は相当に辛辣ですが、こうした偽善体質を考える時、もっと厳しく批判すべきかなとも思います。
しかし、元朝日新聞社員で「このレベル」で批判をしているのが私一人だけというのは寂しい限り・・・
いくら具体的な人名をあげて書いてもマスゴミの談合(4社会議とも呼ばれる)により「不都合な真実」は全てもみ消される。そういう意味では書くだけ無駄なんだな・・・・
まあいいや、馬鹿は承知の上だ(笑)。