新たなTwitterの脆弱性
2010.10.08
ここのところTwitterの発言を拾って批判をしてきた人たち数人が1日経たないと読めないような設定に変えた。私はプロクシを使わないのではじこうと思えば簡単にはじける。何しろ、自分のIPをサイトで公開してるのだ。
た
だ、こうした設定は裏をかこうと思えば裏をかける。グーグルのキャッシュを読めば良い。人気のある人のTwitterは数時間でグーグルに拾われているか
ら、数時間遅れるだけだ。ちなみにグーグルによる私のサイト更新は1週間遅れである。どれだけ嫌われているか想像がつく(笑)。1日に2−3000アクセ
スがあって1週間遅れなのだ。
ニセモノが表れやすいとか捨てメアドで簡単にアカウントを作れるウンタラ・カンタラと言ったTwitter
の欠点や特徴はこれまで指摘されてきた。だが私は新しい欠点に気が付いた。それはTwitterが日常会話的な気軽さで「つぶやける」点そのものにある
というものだ。
(つぶやきという訳が適切かどうかは、ここでは問わない)。
当然ながらTwitterに気軽に日常感覚で
書いていると主張に「整合性」が無くなる。これは、長時間、議論をすると、どんな立派な主張にもボロが出てくるのに似ている。気軽に書き込むから「ツイー
ト」なのだが、それは敵にいくらでも隙を見せることになる。日常会話の全てで自分の「設定パーソナリティー」の整合性を保つのは不可能だからだ。自分の個
性の全てを見せたい人はいない。ましてやTVに出ている人たちには設定したパーソナリティーというものがある。その部分で崩れてくるのだ。さらにTwitterでの書き込みは公開されて残るのだ。過去に遡って読めるのだ。
これは、ある意味では2chでコテハンが叩かれるのにも似ている。要するに長くコテハンをやってると「設定パーソナリティー」を維持できなくな
る。それでなくてもコテハンはうざいと思ってる人が多い2chだと簡単にコテハン叩きが始まる。それは匿名が基本の掲示板で自己主張をしすぎるからだ。ところがTwitterのような基本で実名掲示板は固有の危なさがある訳だ。
これからTwitterの書き込みを引用
して設定パーソナリティーの矛盾をつく人が増えると思われる。そこでみんながTwitterの書き込みに用心しだしたらTwitterは本当に人畜無害な
日常生活での買い物メモあるいは簡単な公開日記にしか使えなくなる。で、誰が他人の「買い物メモ」を読みたいだろうか?
ここに私の大きな疑問がある。