プロなら著作権を守れ(笑)
2010.10.15

(2003年の文章に加筆しました。このdesert_jazz氏との論争が発展して2chのワールド音楽板での大喧嘩になり、私は数ヶ月のアクセス禁止を食らった訳です)

私には誠実さに欠けると思えるささやかな事件がおきたので、固有名詞を全て省きメールのやり取りを掲載しどういういきさつなのかをみんなに知っていただきたい。なお、先方からのメールの著作権は先方にあるのでここでは公表しない。まず私が以下のようなメールを送った。

送信者: 竹本秀之
宛先: ********
件名 : 著作権に関して
日時 : 2003年4月14日 7:02

www.afrobossa.comを主宰している竹本と言います。貴殿の日記を拝読させていただいておりますが、下記の記述は法的に問題があると考え、私見を述べさせていただきます。

(この後の部分は先方のダイアリーを引用しており著作権の関係で省略する)。

私 見においても著作権法においてもフェラ・クティのアルバムをCD−Rに焼いて他人に送ることは音源の権利者の権利侵害となります。貴殿は権利者の許可をえ られているのでしょうか?さらにそのCD−Rを聞くのは貴殿だけではなく不特定多数のようですが、不特定多数に音源のコピーを配布するのが合法であるとい う根拠を残念ながら私は思いつきません。さらに(CD-Rを送付された)**氏は国家公務員のはず。日本国政府職員が知的所有権侵害行為に荷担したことが 将来問題になった場合、どう責任をとられるつもりなのでしょうか?

フェラ・クティの権利関係は知りませんがアフリカでは権利関係は非常に複雑であり録音はおろかある曲の著作権すらミュージシャンに属してないことも多々あります。初期の****の名曲の権利の一部が****などではなく******に属していることを想起してください。

ネット上のサイトは誰でもアクセスできるパブリックな場所です。そうした場所で****のアルバムのCD−Rを作成し、誰が聞くともわからない相手に送ってもらったことを記載するということは、

1.権利者を特定しその同意を得ている
2.確信犯として著作権法を侵害している

の どちらかだと思われます。ネット時代に著作権法があわなくなってきたことと、厳然として存在する法律を無視してよいということは違うと考えます。軽微なこ とだから、みんながやってるからやってもよいのですか?もし音楽的愛情からフェラ・クティのアルバム情報収集に尽力したいということなら黙ってやるべきで はないでしょうか?

竹本秀之       ****@********

追記

このメールに対して同日の約1時間後の8時6分にご返事をいただき、ご指摘ありがとうございますとあり適切な処理を取られた。だが本質的な問題は何ら解決していない。