お花畑に住む佐藤優
2010.11.18

大人げない話ではあるが佐藤優氏の「おとぎ話」がいかに根拠のない思いこみであるかを証明する。なおブチ切りでの批判になります。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101117-00000001-gendaibiz-pol

引用

尖閣ビデオ問題「力の省庁」職員による「世直しゲーム」を英雄視する危険 歴史の苦い教訓を忘れるな/佐藤 優
現代ビジネス 11月17日(水)7時5分配信

11月15日、警視庁と東京地方検察庁公安部は、10日から神戸市の海上保安庁が入る庁舎に事実上「軟禁」状態にされ、「任意」の事情聴取を受けていた海上保安庁職員(以下、保安官と記す)の逮捕を見送る決定をした。保安官は16日未明、庁舎を出た。

引用終わり

法的根拠なしに軟禁をしていいのか?今年のノーベル平和賞を受けた劉暁波氏は授賞式典にも出席できなかった。中国政府に軟禁されているからだ。海上保安官の法的根拠無しの長期軟禁とどこが違うのか?

法的根拠無しの海上保安官の長期拘束(=軟禁)は現在の日本が神聖仙石帝国とかしていることを証明するだけだ。そして法的根拠が無いにもかかわらず最初から有罪と決めつけ海保に強制告訴させた人物は虚偽告訴罪(誣告罪)で起訴されるべきだ。

引用

http://www.asahi.com/politics/update/1116/TKY201011160183.html

仙谷氏、保安官のコメントを厳しく批判 尖閣映像流出2010年11月16日11時44分

仙 谷由人官房長官は16日午前の記者会見で、映像流出事件で逮捕が見送られた男性海上保安官が公表したコメントについて「捜査の期間中にそこに身を置く司法 警察員の身分を持つ人が、訴訟に関する書類を流出させて『国民に見てもらいたい』などと言うことは想像ができない」と語り、厳しく批判した。

男 性保安官は16日未明、弁護士を通じて「遠く離れた日本の海で起こっている出来事を見てもらいたかった」とするコメントを発表した。仙谷氏は「被害者にな ろうが加害者になろうが、捜査期間中に捜査書類が流出する捜査機関を信用できるか」とも語り、組織としての海上保安庁の信用問題にもかかわるとの認識を示 した。

引用終わり

まず仙石の問題ある発言を引用する。

引用(続き)

捜査の期間中にそこに身を置く司法警察員の身分を持つ人が、訴訟に関する書類を流出させて『国民に見てもらいたい』などと言うことは想像ができない」と語り、厳しく批判した。

引用(続き)終わり

まず訴訟になるかどうか決まってないのに訴訟と決めつけ、有罪を求める行為は虚偽告訴罪(誣告罪)にほかならない。何故、仙石は誣告罪で起訴されないのか?検察は仕事をしないのか?o林が止めてるのか?

小沢一郎氏法律顧問である郷原信郎は何故、内部告発者の保護、組織コンプライアンスの見地から意見を述べないのか?郷原はwhisle blowerを認めてないのか?認めてないなら組織コンプライアンスに関して説教をするのを止めろ!

佐藤氏文章の引用(続き)

本件に関し、庁舎前で弁護人(小川恵司弁護士[第二東京弁護士会])が保安官のコメントを読み上げた。その全文を正確に引用しておく。

今回私が事件を起こしたのは、政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。ただ広く1人でも多くの人に遠く離れた日本の海で起こっている出来事を見てもらい、1人ひとりが考え判断し、そして行動してほしかっただけです。

私は、今回の行動が正しいと信じておりますが、反面、公務員のルールとしては許されないことだったと反省もしております。私の心情をご理解いただければ幸いです」

こ の声明文の内容は支離滅裂だ。事件を起こした動機が、「政治的主張」でないと保安官は強調する。しかし、「ただ広く1人でも多くの人に遠く離れた日本の海 で起こっている出来事を見てもらい、1人ひとりが考え判断し、そして行動してほしかった」というのは、国民に行動を訴えているのであり、政治的主張そのも のだ。行動を呼びかけているのだから、単なる政治的主張ではなく、むしろ煽動を行っていると見るのが妥当だ。

引用終わり

佐 藤優はただの馬鹿でした(笑)。sengoku38は「国民がビデオを見て自分の頭で考え自分の結論に基づき行動することを期待する」と述べているだけ だ。自分の頭で考え、自分の判断に基づき行動することを奨励することが政治的行動なら、佐藤優は国民が何も考えないゾンビー国家を望んでいることになる。 TVでみの・もんたが麻生太郎氏のホッケの煮付けを嘲笑したら国民が同じように笑うことが国のあるべき姿と考えていることになる。それを洗脳というのだ。 sengoku38が主張しているのは正反対の自分の頭で考える行為だ。

従って海上保安官の声明にはいかなる政治的主張も存在しない。国民が自分の頭で考え自分の判断で行動することを期待しているのだから扇動行為の正逆だ。むしろ、みの・もんたがやってる行為が扇動・洗脳工作だ。従って支離滅裂なのは佐藤優の主張だ。

引用(続き)

「公務員のルールとしては許されないこと」を「正しいと信じております」と認識しているならば、この保安官には遵法意識が欠如するということになる。ルールとして許されないとされる境界線を平気で破る人間は、国家公務員としての資格を欠いている。

引用終わり

佐 藤優の国語力はゼロ(笑)。「正しいと信じております」の主語はYouTubeへの投稿だ。対して「公務員のルールとしては許されないこと」は海上保安庁 の内規違反を意味する。内規は法律とは関係ない。例えば、組織の内規として髪の毛を長髪/丸刈りにしてはいけないと決めればそれが内規だ。それに同意した から組織で働くことが許されたわけで、髪の毛を伸ばすことも丸刈りにすることも違法ではない。何かこんなレベルで反論を書いてる自分が情けなくなってきた (トホホ)。

引用(続き)

さらに、この保安官は、報道攻勢にさらされることに怯えているようだ。

弁護士 は会見後、男性海上保安官を伴って庁舎を出た。男性保安官はその際、報道陣に対して深々と一礼。集まった報道陣の「一言ありませんか」という問いかけに、 何も語らないまま、タクシーに乗り込み、神戸市内のホテルへと移動した。>(11月16日asahi.com)

この声明文から浮か び上がってくるのは、自らの器をはるかに超えた行動をし、その影響に当惑している小心者の姿だ。保安官は、実名報道やメディアによる取材攻勢を恐れてい る。それならば、事件が発覚する前になぜ自ら読売テレビに連絡をとり、取材させたのだろうか? 自分にとって都合のよいときだけにマスメディアを用いよう とする姿勢も卑劣である。この程度の器量の人物を英雄視することはやめた方がいい。

引用終わり

佐藤優氏は「報道攻勢にさ らされる」と書いている。つまりメディアの報道は個人のプライバシー、人格、家庭を破壊する攻撃行為であることは認識しているようだ。もし、そうであるな らメディアを避けるのは当然の行為だろう。何しろホッケを煮付けで食べるたけでメディアの総攻撃を受けるのだ。従って佐藤優氏の海上保安官が「怯えてい る」とか「小心者」というのは根拠のない名誉毀損だ。sengoku38氏が速やかに名誉毀損訴訟をおこされることを私は勧める。

何故、読売TVだけに連絡をとったかは私にも不明だ。sengoku38氏の勘違いでなければ良いのだが・・・

引用(続き)

自分にとって都合のよいときだけにマスメディアを用いようとする姿勢も卑劣である。この程度の器量の人物を英雄視することはやめた方がいい。

引用終わり

マ スメディアにリークすることと彼らに自分の願うとおりの報道をさせることは100%異なる。従ってsengoku38氏が読売TVだけに情報を流したこと は卑劣とか正義とかの感情的判断が入る行為ではない。「この程度の器量の人物を英雄視することはやめた方がいい」と佐藤優氏は主張するがメディアがリーク してきた相手の味方になると考えているなら大間違いだ。逆に裏切られるケースもたくさんある。佐藤優氏は説教をする前に世間のあり方を基礎から勉強されて はいかがだろうか?メディアにはメディアの編集方針があるのだ。そして編集方針がねじ曲げられることも多々ある。なべつね・・・

引用(続き)

映像は本当に国民の知る権利に応えているのか 

尖閣諸島沖中国漁船衝突事件に関し、海上保安庁が撮影したビデオ映像を保安官が「ユーチューブ」への投稿したことに関し、これを「義挙」して讃える機運があるが、筆者は強い違和感を覚える。その理由は2つある。

第1 に、この海保職員が流した映像が国民の知る権利に真に応えているとはいえないからだ。この映像は、海上保安庁が撮影した映像の全体ではなく一部分だ。44 分という長さだからといって、事柄の本質を勘違いしてはならない。この映像は、海上保安庁という官僚組織による編集がなされたものだ。

そこには官庁の意図的もしくは無意識の編集意図が加わっている。例えば、中国人船長が逮捕、連行される場面の映像がない。

そこに海上保安庁にとって「不都合な真実」が映っているのではないかという憶測を招きかねない。今後、中国は情報戦でこの部分を衝いてくるであろう。

引用終わり

なら完全な形でビデオを公開すれば良いのでは?(アンタ、馬鹿じゃない?)

引用(続き)

第2 は、官僚の規律違反を容認することが、最終的に国民の利益に相反すると考えるからだ。海上保安庁が機関砲をもつ国際基準では軍隊に準じると見なされる「力 の省庁」だ。官僚には上司の命令に従う義務がある。武器をもつ「力の省庁」の職員には、特に強い秩序意識が求められる。この点から見て、保安官の行為は、 官僚の服務規律の基本中の基本に反しており、厳しく弾呵されるべきだ。

引用終わり

やれやれ、佐藤氏は官僚とただの国家公 務員の違いすらわからないようだ。大体、「最終的に国民の利益に相反する」かどうかは司法が判断する事柄だ。佐藤氏はいつから最高裁判事になったのか?そ れ以降の文章は全て佐藤氏の思いこみ。何か悪い薬をキメてから書いたような知的レベルの低さだ。なお「弾呵」(だんか)というのは大乗仏教が小乗仏教を批 判する時に使う言葉である。佐藤氏はまず日本語の勉強をされてはいかがか?

引用(続き)

仮に保安官が、尖閣諸島沖中国漁 船衝突事件に関する日本政府の処理に不満をもち、思い詰めていたならば、まず上司に「映像を公開すべきだ」という意見具申を行うべきだった。上司により意 見具申が却下され、どうしても「義挙」したいならば、海上保安庁に辞表を提出し、一私人の立場として行動すべきだったと思う。

引用終わり

現 職の海上保安官がYouTubeに流したからインパクトがあったのだ。ただ朝日新聞社長に内容証明郵便で辞表を送りつけて辞めた私としては、菅直人に内容 証明郵便で辞表を送りつけると同時に動画公開したほうがベターだったとは思う。ただ私の場合、妻子が無かったこと及び翻訳者として生活したかったという異 なる動機と背景があった。

引用

いかなる状況においても、軍隊に準じる「力の省庁」の現役職員による下剋上を認めてはならない。

引用終わり

日本語でおk。

以下の5.15、あるいは2.26事件の引用/その他は自分の文章の内容の乏しさを隠し、原稿をふくらまし字数を増やすために引用されているだけなので無視する。佐藤優氏の主張がいかに空疎で、氏が日本語能力に欠如していることをご理解いただけただろうか?

あー、時間の無駄遣いだった(笑)。