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ホッケの煮付けの味はどうよ? 2011.01.03
さ
て麻生太郎氏が首相のころ「ホッケを煮付けで食べる」と発言しメディアの総攻撃を受けたのはいまだ記憶に新しい。だが実際にホッケを煮付けで食べると、ど
ういう味がするのか誰も報告しなかったように思う。そこで今回、自分で試してみた。結論を先に言うと非常に美味である。これはメディアに皮肉を言ってるの
ではない。調理方法を全て書くのでご自分の舌で確認されたい。
まず私の地域では生のホッケが手に入らない。代わりに買ってきたのは
しまほっけ
原材料名: しまほっけ(ロシア産)、食塩、酸化防止剤(ビタミンC) 内容量: 1枚 賞味期限: 別途記載(1月6日と裏に書いてあった) 保存方法: 要冷蔵(摂氏10度以下) 製造者:有限会社 天水 北九州市小倉北区高浜1丁目4−47 電話: 093−541−2605
である。残念ながらすでに塩をして少し乾してあるが、そこは調理方法で補うことにした。まず、この30cm近いホッケを頭の部分と身の部分にわけた。シッポは捨てた。何故、頭の部分をわけたかというと、こちらは焼いて調理し、煮付けにした胴体と比較しようと考えたのだ。
ま
ず焼き肉用のテフロン加工薄鍋を出してきた。何故、通常の煮付け鍋を使わなかったかというと身が大きすぎるからだ。テフロン加工鍋にしまほっけ(ロシア
産、プーチン商店扱い)の切り身をおいた。小さく火をつけ、同時に料理酒を全体にまいた。このサカナは身が柔らかいので、身が崩れるおそれがある。そこ
で、できるだけ蒸し焼きに近い形で煮付けにしようと考えた。
徐々に火力を強めながら、ミリンを少し、醤油をごくわずか追加した。ここでのコンセプトはメバルの煮付けの手法をホッケに応用してみようというものだ。使用したのは
タカラ 料理のための清酒 1.8リットル・パック 国産米100% 有機酸が生臭さを消す 約20%アップ 食塩含まず
ミツカン ほんてり みりん風調味料 1リットル瓶 煮物、照り焼き、肉じゃが ひと味ひきたつ てり・甘み
(醤油は近所でしか手にはいらないものなので書かない。また、ほとんど色付けにしか使ってない。キッコーマンで十分だろう)
サ
カナの煮付けの難しい点は、煮ることで身のうまみが逃げること、身がくずれることである。ホッケは見た目より身がしっかりしており、普通にひっくり返すこ
とができた。15分、テフロン加工薄鍋の上で転がしたら汁がほぼ無くなった。残念ながらホッケの身が厚いために完全に火がとおっておらず最後に40秒ほど
電子レンジにかけた。
その頃には普通に塩焼きになったホッケの頭部も用意できた。まず塩焼きの頭部を食べてみる。普通のホッケよりうま
い。このホッケは1枚で297円(消費税こみ。MaxValu西日本で購入)であり、良いホッケのようだ。だが塩辛すぎる。年寄りが好きな食事に関してい
つも思うのだが、塩辛すぎる。腎臓をやられる。
続いてテフロン加工薄鍋からホッケの煮付けを取り出して白い薄皿にのせた。ご飯は当然、用
意してある。とりあえず食べてみる。これが結構、うまいのだ。私は食べているうちに「この味は何か似てるな」と思った。すぐに気がついたのだがアイナメ
(地域によってはアブラコとも言う)に非常に食感が近いのだ。調べてみたら本当にアイナメの仲間だった。
引用
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素材舎:ホッケとアイナメは同じ魚なのか!? - livedoor ...2007年3月7日 ...
ホッケとアイナメの違いは、ホッケは尾鰭(おびれ)の縁が深く二叉しているのに対し、 アイナメは丸くなっています。まぁ学術分類上どちらもカサゴ目アイナメ科なので、元々は同じ穴のムジナ?でしょうから似ているんでしょうけど… ... blog.livedoor.jp/sozai_ya/archives/50519599.html - キャッシュ - 類似ページ
【ホッ
ケ】アイナメの開き2007年1月8日 ...
さて、アイナメはホッケに似ていますので、ホッケの開きならぬアイナメの開きを作りました(写真)。なお、アイナメの大きさは我家の裏にいる通常サイズで
す(18〜25cm) 。 作り方は、ソイの干物と同じです。やはり同様に、玄関脇の物置 ... www.japan-fishing.com/japanese/blog/200701/0108.html - キャッシュ
引用終わり
私の結論を言うとホッケは塩焼きより煮付けのほうがうまい。では何故、うまい方の料理方式が広まらなかったのか?これはホッケが東北、北海道のサカナであるからだと思う。要するに保存食として塩をたっぷりつけて乾すほうが北の風土にあっていた訳だ。
味
は全て主観であり、ホッケは塩焼きより煮付けのほうがうまいという普遍的な主張をするつもりは無いが、私個人としてははホッケの煮付けはうまいと思った。
ここで1つ確実に言えるのは、麻生氏を非難し馬鹿にしたマスゴミ記者は本当にホッケの煮付けは不味いのかを確認するだけのジャーナリストとしての良心が無
かったという点だ。
料理方法は全て書いているので疑われるならご自分の舌でご確認いただきたい。
追記
麻生さんが行かれるお店と私がいくお店は相当に違うと思いますが、そもそもお店が食素材に対し決まった調理法しかしないと考えるのがおかしいのでは?
サン・パウロにいった時に料亭でパンタナルという湿地帯で取れた魚料理を食べましたが、「ドラドはフライにしてくれ」と言えば普通にしてくれましたよ? もし日本の料亭はそういう機転を利かさないなら私は行きたくないな・・・
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