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池上彰って誰よ? 2011.01.06
池田信夫氏が池上彰なる人物をほめている。ということはウサン臭い人なのだろう(笑)。なお私は池上彰なる人物を見たことも聞いたこともないことを最初にお断りしておく。
引用
http://twitter.com/ikedanob
池上彰というイノベーション/池田信夫 http://j.mp/eGheCu 約17時間前 Tweenから ikedanobと12人がリツイート .
NHK生活人新書の2010年ベスト1も、池上彰『見通す力』。ちなみに私の『使える経済書100冊』も5位にランクイン。 http://ow.ly/3yw6K 約17時間前 HootSuiteから
引用終わり
wikiを見てみよう。
引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E5%BD%B0
池上 彰(いけがみ あきら、1950年8月9日 - )は、日本のジャーナリストである。
血液型はA型。記者やキャスターなどを歴任した日本放送協会(NHK)を2005年に退職後はフリーランスとして活動し、各種メディアに出演している。日本ニュース時事能力検定協会理事。信州大学特任教授(特定の学部には所属していない)。
読書や新聞スクラップ、地図収集が趣味で、海外に行くと必ずその国の地図を購入する[1]。下戸である[2]。テレビ出演が多いが、「本が”本”業」と述べており「本をお書きになっている」よりも「テレビにも出ている」と言われる方が嬉しいという。[3]。
大平正芳を特徴的な口調の「アー、ウー」を除いて記録すると理路整然とした文章となることを理由に、歴代で最も聡明な総理大臣として挙げている。また細川護熙首相であった当時、自らと同じく新聞スクラップが趣味であることに親近感を抱いていた[4]。
ドイツの女性革命家ローザ・ルクセンブルクの言葉「両側から燃え尽きる蝋燭でありたい」を座右の銘としている。「全力で色々なことに当たりたい」という意味である[5]。
引用終わり
正直言うと私は池上彰氏が何をする人か、ローザ・ルクセンブルグとは何をした人かも知らないのだが、他人の揚げ足取りをするのは楽しいので(←嫌なヤツだ)あえて文章を書いてみよう(笑)。
「両側から燃え尽きる蝋燭でありたい」は英語では "Like a candle burning at both ends"という。この表現が意味するところは
上からも下からも燃える蝋燭=太く短い人生
で
ある。誰が両端(both ends)ではなく両側(both
sides)から燃え尽きると訳したのか知らないが明確に誤訳だ。何故なら蝋燭は通常、両側からパラフィンが熱により蒸発し気化して上部で燃えてい
るからだ。従って「両側から燃える蝋燭」=普通の蝋燭である。ローザ・ルクセンブルグの意図したところは明らかに蝋燭の上部(upper
ends)と下部(lower ends)、両方に火をつけたように一気に燃え尽きることだからだ。それは太く短い人生である。
私は細く長く人生とコンゴ音楽を楽しみたいと思っているのだが、太く短い人生に憧れる池上彰さんは60歳を過ぎて一体、何をしているのか?60歳まで生きているということ自体がローザの考えに反しているだろう?
ところでローザ・ルクセンブルグの箴言の中には私も共感できる非常に良いものもある:
引用
http://www.brainyquote.com/quotes/authors/r/rosa_luxemburg.html
Freedom is always and exclusively freedom for the one who thinks differently. Rosa Luxemburg
Freedom is always the freedom of dissenters. Rosa Luxemburg
Freedom
only for the members of the government, only for the members of the
Party - though they are quite numerous - is no freedom at all. Rosa Luxemburg
引用終わり
要するに、自由とは現在の支配者に反対する自由であり支配者に迎合することを自由とは言わないとローザは主張しているのだ。
こ
れを現在の日本にあてはめてみよう。支配層は資産家である鳩山や不動産王の小沢を中心とする民主党である。それにセンゴクのような革命家、カン・チョクジンのような美食家も合流している。それを支持しているのは
TVや新聞というネットを除く既存メディアであり、連合という労組であり、日教組でありカルトであり、朝鮮総連や韓国民団という外国人集団であり、その他の既
得権益集団である。
従って、現在の日本におけるローザ・ルクセンブルグが定義した自由とは
1.与党である民主党を批判すること 2.民主党のポチである日本メディアを批判すること 3.民主党支持母体である労組、左翼、カルト、外国人を批判すること
である。しかしである。もし池上氏が本当に上記1−3をやっていればTVに出ることも本を出すことも不可能だろう。何故なら出版も含めた日本メディアは基本的に民主党広報部別働隊だからだ。つまりTVに出演できる時点で池上氏は「体制支持」勢力なのだ。
つ
まり池上彰氏は「「ドイツの女性革命家ローザ・ルクセンブルクの言葉「両側から燃え尽きる蝋燭でありたい」を座右の銘としている」」と主張することで自家
撞着を起こしているのだ。そして、それに気がつかない馬鹿が、失礼、論理的思考能力に不自由している方々が、池上彰を持ち上げているのだ。
そう考えるとNHK出身の池田信夫、NHKで働いていたと称する上杉隆が池上彰を賞賛する理由も見えてくるではないか?
TVで賞賛されるものは全て「裏」がある。残念な話だが、今必要なのは池上氏の解説ではなくTVや新聞・書籍の主張を全て疑う事だ。それがローザ・ルクセンブルグが称揚した行為ではないだろうか?
書籍すら疑わざるを得ないのは残念な話だ。だが、まさにそれが私の蔵書ゼロの理由でもあるのだ・・・ ちなみに私の蔵書が1冊もないというのは誇張ではなくただの事実である。
追記
上に上げた池田信夫、池上彰、上杉隆(?)全てがNHKのOBである。NHKでは身内で固めてほめあうという三田会的な風習があるのだろうか?私は朝日OBを批判はしても誰も誉めてないんだが・・・・
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