今、何が報道されてないか?
2011.01.12

朝、 新聞を広げて、載っている記事に関して意見を述べるのは誰でもできる。しかしネトウヨであるなら、むしろ何が報道されてないかを見るべきだ。私はネトウヨ 検定1級合格者なので、見出しを流して見るだけで「アレとコレが抜けてる。その理由は**だろう」と推測できる。ネトウヨの道は長く厳しい。日々、これ勉 強と修行である。

さて、では今、何が報道されてないか?一色正春氏の動向である。国民は一色氏の動向に大きな関心を持っている。それは下の記事を見てもわかる。

引用

読売、読者の選ぶ10大ニュース
http://www.yomiuri.co.jp/feature/2010news10/list_j.htm

1. 尖閣諸島沖で中国漁船が海保巡視船と衝突、海上保安官が撮影ビデオを流出   尖閣諸島沖で9月7日、違法操業していた中国漁船が、哨戒中の海上保安庁の巡視船2隻と衝突した。同庁は8日、中国人船長を公務執行妨害容疑で逮捕した が、那覇地検は25日、日中関係への配慮などを理由に、処分保留のまま釈放した。 【詳細へ】

引用終わり

つまり国民はYouTubeに動画を流した「罪」で書類送検され、海上保安庁からの辞職に追い込まれた一色氏が今、何をしているのかを知りたいのだ。それは読売新聞の記事から明白だ。

一色氏にインタビューを申し込むことに何ら違法性あるいは人権侵害はない。それは正に国民が知りたいと思っていることをメディアが代表して取材するのだから極めて正当な行為だ。一色氏が取材を断るなら断るで

「取材を申し込んだが、一色氏は顔をこわばらせて小さく首を振った。そこには自分の犯した行為の責任の大きさにさいなまれる一人の男の苦悩があった」

と か、メディアお得意の印象操作をやればいいのだ。ついでに写真部が取った一色氏の写真をフォトショップで加工して、顔色にダークなフィルターをかけるとか バックの夕陽とのコントラストを強調するとかすれば簡単に記事になる。私が朝日新聞で働いていた1980年代には、既にそうした画像加工は日常的に行われ ていたのだ。今、やってない訳がない。

一色氏が本を書いている、あるいは特定政党と接触しているなら、これは当然、報道するに値する行為 だ。そして一色氏のプライバシー侵害にもあたらないだろう。他方で地道に求職活動をされているなら「組織を裏切った者の哀れな末路」がどういうものかを示 すという点で、やはり報道に値すると私は思う。少なくともアエラが書き立てた奥さんや子供などに関する人権侵害報道とは完璧に異なる。何故なら、読売新聞 の2010年10大記事が示すように日本国民は一色氏が今、何をやっているのかを知りたいと思っているのだ。

ところが新聞もTVも現在の一色氏の動向を一切、報道しない。これこそ、葛西国家公安委員が指摘された「マスコミによる国民の知る権利の統制御」に他ならない。

では何故、新聞もTVも一色氏の動向を全く報道しないのか?これは簡単で、一色氏の動向を報道すると国民感情が高まり、民主党の支持率が下がるからだ。裏で官房機密費が動いているのかどうかは不明だが、メディアが民主党の意向にそった報道をしているとは言えるだろう。

これが朝日新聞の言う「不偏不党」なんですよ。しかし民主党上げの工作に日々、励むという点においてブレは無い。そういう意味では模範的な工作機関と言える。問題は多くの日本人が工作機関をメディアと勘違いしている点だけだ。