太陽光発電の二重基準
2011.06.19

自分が今日おこなったツイートを元に文章を1つ組み立ててみよう。

1.
風とか波とか自然の力の多くは太陽により生み出されている。太陽光発電は言うまでもない。もし氷河期に入ったらどうするつもりだろうか?原発など他のエネルギーに絶対的な安全性を求めるなら氷河期はおこりえないことを証明してほしいものだ。

2.
いや太陽活動が変化して地球が再度、氷河期に入るのは考えにくいと主張するなら根拠と確率を示してほしい。氷河期で太陽光発電量が10%に落ちてあなたが凍死するのは勝手だが、私を巻き込まないでほしい。

3.

http://rocketnews24.com/?p=105101

引用

2011年6月17日 天文物理学者の最新の発表で、2020年ごろから最大10年間、太陽の活動が停滞期に入ることが明らかにされた。 専門家は、これにより地球に「ミニ氷河期」が到来すると予測している(ロケット・ニュース)

引用終わり

4.

引用

http://news.nationalgeographic.com/news/2009/05/090504-sun-global-cooling.html

Sun Oddly Quiet -- Hints at Next "Little Ice Age"?Anne Minard
for National Geographic News
May 4, 2009

http://t.co/VsD2vQr 2009年のナショジオがすでにミニ氷河期記事を掲載している。いくら何でもナショジオが原発村とか御用学者ではないだろう。

5.

孫正義は自分の利権作りのために動いてるのでどうでも良いが、東工大で原子力を勉強した菅直人がミニ氷河期も知らずに太陽光発電を国策として進めるのを見るとき、理系の「危うさ」が見える。

6.

風とか波とか潮とか再生可能エネルギーのみなもとは陽光/太陽活動である。そして自然エネルギーを押すひとは太陽が変調することは想定しない。それは大きな地震や津波を想定しなかった東電とどこが違うのか?



私はツイートをする時、全く推敲をしない。従って自分でも何を書いてるのかわからない時があるが、今日のツイートはそれなりに読める内容になっている(笑)。

私 の主張はこうである。孫正義氏をはじめ、太陽光発電とか自然エネルギー(再生可能エネルギー)とか騒いでいる人がいるけど、太陽活動が今のままで続くこと を前提にして議論している。これが間違っていることは氷河期が何回、すでにおきたかを見れば簡単に理解できる(氷河期がおきる理由は幾つかあるが、ここで は太陽活動のみを取り上げている)。

その証拠にミニ氷河期が2020年から始まると主張する天文物理学者がいる。いや、そいつらは IAEAから金をもらって論文を書いてる御用学者だというならナショナル・ジオグラフィック誌も2009年に同様な主張をしているではないか?大体、原発 を太陽光発電におきかえる事が可能であっても最低、10年はかかる。10年かけて太陽光発電社会を作ったら氷河期に入り、太陽光が足りませんでは洒落にな らない。人間の命がかかっているエネルギー政策を、猫の子をもらうような気楽さで決められては迷惑だ。

私はこう考える訳です。