フェミニスト達への反論
2011.11.25

フェミニスト達の主張を聞くとき、私は大きな違和感を感じることが多い。それは何か?

男性にも生きる権利がある

この点である。

平均寿命を見てみよう。

引用

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2816601/7569986

2010年の日本人女性の平均寿命は86.39歳で、世界1位は維持したが前年より0.05歳下がったことが、厚生労働省が27日発表した統計で明らかになった。男性の平均寿命は、前年から0.05歳伸びた79.64歳で、5年連続で過去最高を更新した。

中略

国・地域別で見ると、女性の平均年齢は1位が日本、2位が香港(85.9歳)、3位がフランス(84.8歳)。男性では1位が香港(80.0歳)、2位がスイス(79.8歳)、3位がイスラエル(79.7歳)で、日本は4位となっている。

引用終わり

人間の生命は尊いものではないのか?何故、男性が6.75歳も生命を軽視されているのか?大体、男性の寿命をのばし本当の男女平等を達成しようと政府が試みたことが一度でもあるだろうか?

ここでのフェミニスト達の反論は「人間に限らず、一般論として動物において女性は男性より長生きするものだ」という事実が論拠になっていることが多い。しかし、それを言うなら「男性は女性より体が大きく、力が出せるので生まれつき労働に向いている」という反論も可能だ。

例えばオリンピックにおいて男女混合競技はない。それほど力の差があるからだ。論文生産性においても男性のほうが上だ。要するに仕事は体力勝負なのだ。

(残念ながら男女の論文生産性に関する比率が検索で出てこなかった。インパクト論文のみに絞りトムソンのサイトでソースを追加したい)

要するに男性は仕事をするのに向いた性なのだ。聖書では「神は男性には労働(labour)をあたえ女性には陣痛(labour)をあたえた」と記されている。

1年、長く生きることに対し、どれだけの対価を支払うかは個人差がある。ビル・ゲーツなら1年100億円でも払うだろう。ここでは仮定として1年の寿命価値は1000万円であるとする。

上記の仮定に従えば6.75×1000万円=6750万円の「特別生涯賃金」相当を日本女性は受け取っていることになる。さて、ここで男女の給与差を見てみよう。

引用

http://annualincome.seesaa.net/article/42297947.html

男性と女性との賃金の格差はまだまだあるようです。男性と女性ではなんと200万円の違いがあります。

ソース:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

引用終わり

正確には212万円である。ここで会社ないしは役所で25年、勤続すると仮定する。そうすると女性が受ける賃金の不利は

212万円×25年=−5300万円である。

6750万円の特別生涯賃金との差額を見ると+1450万円である。つまり、平均寿命も含めた生涯賃金ですでに女性のほうが男性より高いのだ。

この主張に対しては、「生涯賃金は賃金であり、寿命をお金に換算するほうがおかしい」という反論も考えられる。

そうであるなら男性の平均寿命をのばすように日本政府は積極的な政策を採用するべきだ。何故なら

男性の命の尊さも女性の命の尊さも同じだからだ。

追記

この話題はタブーなのか私の検索が下手なのかインパクト論文著者の性比率はわからなかった。そこで英語wikiを引用する。

http://en.wikipedia.org/wiki/Women_in_science

Since 1966, the number of women receiving bachelor's degrees in science and engineering in the U.S. has increased almost every year, reaching 202,583 in 2001, approximately half of the total.[53] The number awarded to men has not increased significantly since 1976.

1966年から科学や工学で学士号を受ける女性の数はアメリカにおいて毎年、大きく上昇し、2001年には20万2583人になった。これは総数の約半分だ。

The proportion of women graduate students in science and engineering has risen since 1991, reaching 41% in 2001. Substantial differences between subjects are seen, however, with women accounting for almost three-quarters of those enrolled in psychology in 2001, but only 30% in computer science and 10% in engineering.[53] Both the number and the proportion of doctoral degrees in science and engineering awarded to women have increased steadily since 1966, from 8% in 1966 to 37% in 2001. The number of doctoral degrees awarded to men peaked in 1996 and has since fallen.[53]

大学院における女性の比率は2001年に41%まで上昇した。専攻に大きな違いがあり、心理学において女性は3/4を占めるが、コンピューター科学や工学では30%だ。

博士号を受ける女性の数と割合は1966年の8%から2001年には37%になった。