障害者基本法に罰則規定が必要か?
2011.11.29

私自身は「差別、差別!」と騒ぎ立てるのは嫌いだ。おかしな通達で保護されている自称「マイノリティー」を嫌っているのも事実だ。

だが、現状を見るところマイノリティー(社会的少数派)が2分化している。

1.ノイジー・マイノリティー(ボーカル・マイノリティー)
2.サイレント・マイノリティー

精 神障害者とその家族は2.のサイレント・マイノリティー(沈黙の少数派)に属する。何故、沈黙しているかというと、自分たちの権利を主張する行為そのもの が社会からの差別を招くからだ。医師が統合失調症という診断を出しながら、精神障害者認定を受けない障害者とその家族はたくさんいる。何故なら、障害認定 を受けることがさらに差別を呼び込むからだ。

さらにメディアの異様な偏向がある。例えば朝日新聞社は在日の犯罪を全て日本名の通名で報道する。一方で彼らは、過去に統合失調症での入院歴があっても、すぐに実名報道をする。これはおかしい。

まず在日に偽名を使用してアイデンティティーを隠すことを幇助する理由がない。他方で精神障害者が犯罪を犯した場合、責任能力があるかどうかは最高裁判決までわからない。つまり精神障害者の権利は一方的に侵害されているのだ。

そこで障害者基本法 罰則規定で検索してみた。なお2と3番目は私が書いた文章だ。

http://www.google.co.jp/#hl=ja&source=hp&q=%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%
80%85%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95%E3%80%80%E7%BD%B0%E5%89%87%
E8%A6%8F%E5%AE%9A&gbv=2&oq=%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E5%9F%
BA%E6%9C%AC%E6%B3%95%E3%80%80%E7%BD%B0%E5%89%87%E8%A6%8F%E5%AE%
9A&aq=f&aqi=&aql=&gs_sm=e&gs_upl=2015l11593l0l12421l36l35l0l11l0l1l250l3660l5.15.4l24l0&bav
=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=165162a01be23471&biw=1024&bih=659

アメリカをはじめ多くの国が障害者への差別に対する罰則を設けていることがわかる。

日本での問題は進歩的で人権派と言われるメディアほど障害者差別意識に凝り固まっている点だ。例えば朝日新聞記者による2ch差別書き込みである。

引用

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E7%A4%BE%
E5%93%A12%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B%E5%B7%AE%E5%88%
A5%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E6%9B%B8%E8%BE%BC%E4%BA%8B%E4%BB%B6

朝 日新聞社員2ちゃんねる差別表現書込事件とは、2009年3月に、朝日新聞社の社員が社内のパソコンからネット掲示板2ちゃんねるに対し、同サイトの運営 妨害と判断される書込とともに、部落差別や経済的弱者および精神疾患への差別を助長するような内容を書き込んでいたことが判明し、問題になった事件。

引用終わり

「失語症躁鬱ニート部落民はとっとと首をつって氏ねよ」ほか無数の書き込みが為された。これに関しては朝日のネット操作部隊による行為ではないかという意見がある。

引用

http://okwave.jp/qa/q4844430.html

朝日新聞社のサーバー関係のコンサルタントをやっている管理会社の友人からの情報だと、朝日新聞の工作員は300人いたそうです。2ちゃんねる側は、荒らし行為があったIPだけを規制しますから、1人がイタズラでやっていただけなら規制されるIPは1つだけのはずです。

引用終わり

上記主張が正しいかどうかは不明だが私の受けた印象も上記主張に近い。

この朝日新聞差別書き込み事件からすでに2年以上経った。だが、未だに校閲記者(49歳)という人の名前がわからない。どういう処分を受けたのかもわからない。それは結局、障害者基本法に罰則規定がないからだと私は考える。

最初に書いたように私自身は「差別だ」と騒ぎ立てるのは嫌いだ。だが、社会の公器である新聞社がここまで不祥事を隠し通すなら、障害者基本法に罰則規定をつけざるをえないと思う。

だが障害者基本法に罰則規定をつけると、口論で相手を「キチガイ」と呼んだだけで刑罰を受けるかも知れない。だが「カタワ」とか「メクラ」とか「ツンボ」と罵ると現状でも(状況により)罰せられるのも事実だ。