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ヒップホップを習って、どんな利点があるのか? 2012.06.14
引用
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1339490402/
学
習指導要領の改定で、本年度から中学1、2年生に「ダンス」が必修になった。県内では、生徒が取り組みやすいヒップホップなどの「現代的なリズムのダン
ス」を選択した学校が半数を超える。「子どもたちが親しみやすいヒップホップを通して、ダンスを好きになってもらいたい」との思いからだが、一方で“イマ
ドキ”のリズムの動きに戸惑う体育教諭は少なくない。DVDや市販の参考書で独学するなど、指導法の模索を続けている。
「ヒップホップはやったことがない。正直つらい」。福井市内の男性中学体育教諭(49)は本音を漏らす。
必
修化を前に県教委は2010、11年度に計20回の講習会を開いた。この教諭は10年度に3回受講したが「講習会場に流れていた曲も知らない。基本的な動
きのパターンを覚えるだけでも大変だった」と振り返る。ダンスの授業は年間10〜12コマ、開始時期は各学校に任されている。この教諭の中学では秋ごろか
らスタートする計画で、現在もDVDなどで勉強中という。
ダンスは▽現代的なリズムのダンス▽創作ダンス▽フォークダンス―の3選択肢か
ら各学校が判断する。県スポーツ保健課によると、県内76中学校の1年生で「現代的なリズムのダンス」を選択するのは55校に上る。「年齢を問わず、教え
方に戸惑っている体育教諭は多い」と福井市中学校保健体育科研究部会長の松田文博・森田中校長は指摘する。頭ではステップを理解していても、慣れない動き
に体がついていかないのだという。
授業の参考になればと、同市内の女性教諭(36)はスポーツクラブのエアロビクス教室に数回通った。
「ヒップホップのDVDを見ても『自分にはできない』と落ち込む。でもダンスは楽しむもの。試行錯誤しながら、まずは私自身がテンションを上げて生徒に教
えています」と苦笑い。
松田校長は「正確なステップは大事。でも、それ以上に体を動かす楽しさや、仲間とのつながりを教えていくことが重要なんです」とダンス授業の意義を話す。
略
ソース http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/35184.html
引用終わり
まずヒップホップは今時の踊りなのか?今、盛んに踊られているのはレゲトン(レゲエ+サルサ)あるいはダブステップ(変拍子16ビート?)だろう。
上の記事には幾つか誤解がある。まずステップは基本的に白人音楽の概念であり、アフリカ系音楽ではステップを踏まない踊りもたくさんある。
見本1
1990年代、アフリカを代表する歌手兼踊り手と言われたコンゴ人デファオの踊り
http://www.youtube.com/watch?v=0Y0CWZrqScE
Choc stars (General Defao) - Chagrin Dimone
3分まで踊りは始まらない。アナタは信じられないかも知れないが、こういう踊りがアフリカで最も人気があり評価されるのだ。当然、私もこうした踊りを目指している。
見本2
http://www.youtube.com/watch?v=UUrio69apy4
Orlando(Maraca)Valle - ( Yoruba Son ).mpg
踊りの本場キューバの音楽。50秒あたりから踊り出す。だが別にステップは踏んでない。
熱
心なキューバ音楽ファンに昔から知られてきた現象に、キューバ人が本当にディープなダンス衝動を覚えた時にはステップを踏まないというものがある。足をつ
ま先立てて、上半身と腕だけで踊る。そんな馬鹿なと言われるかも知れないが、ディープなアフリカ系音楽ではほとんどステップを踏まない。それでもステップ
を踏む部分はあるのだが、それは男女の遊びとして行われている。
ヒップホップを学校の授業で教えるのは馬鹿げている。まず、暗い情感を持
つヒップホップという音楽芸術への侮辱だ。さらに踊るなかで怪我をする可能性がある。根本的なリズムの取り方が日本人にあわない。さらにサルサのように定
型化したステップがある訳ではないので教えにくい。
私はブームワッカーズを学校の授業で取り入れるべきだと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=abUtwXeXv3w
Rock Around The Boomwhackers
これはすごく良い。まず怪我をする可能性がない。以下、良いと考える理由を挙げる:
1.1本の棒が1つの音程を出すという単純な構造
2.上の演奏ではベース・パートが聞かれる
3.さらに複数のブームワッカーズを同時に鳴らす(ぶつける)ことで和音を出している
4.ベース・パートと考えるから難しいのだ
5.C-Dmというコード進行だとC(ド)とD(レ)を交互に鳴らしていればベースになる
6.その上で、他の音程のブームワッカーズを鳴らすと、これはもはやアドリブだ
7.Cというコードはド、ミ、ソからなっているが実はソは抜いてもかまわない
8.何故、かまわないかというとドとソという音はCのコードで同じような働きをするからだ
9.一人の人がドとミを鳴らし、別の人がレとファを鳴らす。これを交互にやると、あーら、不思議C-Dmのコード進行ができあがる
10.そういう高度なことができない場合は音程のないブームワッカーズをドン、ドン、ドン、ドンと鳴らせば良い
11.これをポップスでキック(バス・ドラム)の4つ打ちという (Four on the floor)
上
の動画でブームワッカーズを叩いてるのは、それなりの「プロ集団」のようだ。それにしてはミスだらけだが(笑)。ブームワッカーズは良い。誰も怪我をしな
い。単純なことしかできない人にも複雑なことができる人にも作業を割り振ることができる。全てアドリブだと考えれば無理して完成させる理由もない。音楽的
な自由がある。体の動きがある。
では何故、ブームワッカーズが日本で採用されないのか?理由は不明だが、ドイツの会社が独占製造をしてるからではないかと思う。では何故ヒップホップが日本の学校で必修になるのか?これは**ックスという音楽会社の利権だと多くの人が2chで指摘していた。
真実は不明だが、強制されなくても日常的に踊る私が見ても何故、中学で授業としてヒップホップを教えるのか理解できないのだ。
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