ノーベル文学賞の奇妙な帰結
2012.10.07

引用

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2012100702000131.html

「人 類に最も偉大な利益を与えた人」に贈られるノーベル各賞の受賞者が、八日の医学生理学賞を皮切りに発表される。昨年は二年ぶりにゼロに終わった日本勢。そ れだけに今年は欧米でも下馬評の高い村上春樹氏のノーベル文学賞受賞への期待が高まる。医学生理学賞では、「iPS細胞」の京都大教授、山中伸弥氏も有力 候補。朗報は果たして届くか。 (吉田薫、永井理、三沢典丈)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E7%AB%AF%E5%BA%B7%E6%88%90

川端康成

1968 年(昭和43年)10月に、「日本人の心情の本質を描いた、非常に繊細な表現による彼の叙述の卓越さに対して:"for his narrative mastery, which with great sensibility expresses the essence of the Japanese mind."」ノーベル文学賞受賞が決定した。12月のストックホルムでの授賞式には、燕尾服ではなく、文化勲章を掛け紋付羽織袴で臨んだ。記念講演「美 しい日本の私 その序説」を行った。翌69年から1974年にかけ、新潮社から『川端康成全集』(全19巻)が刊行された。台北のアジア作家会議、1970年にソウルの 国際ペンクラブ大会に出席、日本近代文学館の名誉館長にも就任した。ノーベル賞受賞後発表した作品は、短編が数作品あるだけで、ノーベル賞授与が重 圧になったといわれる。

中略

1972年(昭和47年)4月16日、神奈川県逗子市のマンション「逗子マリーナ」の自室・仕事部屋で死亡しているのが発見された。享年72。戒名は、文 鏡院殿孤山康成大居士、大道院秀誉文華康成居士。

引用終わり

ノーベル文学賞が村上春樹氏に与えられるという観測が強まっている。もし、これが実現するなら私の昔の会社同僚がノーベル文学賞作家を発掘したことになり 興味深い。

日本人で最初にノーベル文学賞を受けたのは川端康成氏だ。この人が1972年に突如、自殺した。この時、新聞やTVが私の母校である茨木高校に取材に来 た。

引用

http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/view/view512.html
http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/view/view152.html

引用終わり

川端氏の自殺をどう考えるかは別にして、新聞やTVが「偉大な先輩の死と悲しみに沈む母校茨木高校」というヤラセ報道をやったのは事実だ。これは卒業アル バムにちゃんと証拠が残っている。

(afrobossa 川端康成でグーグル検索した時に4回、ブラウザーが落ちた。IE8なのだが、何かIPで拒否される仕組みができているらしい。エラー報告がマイクロソフト 社に送られた)

何 故、私は村上春樹氏が受賞すると考えるのか?大江健三郎が高齢になってきたからだ。つまり私の考えではノーベル文学賞を受けた人に期待されているのは日本 がWW2に行ったとされる「残虐行為」の告発だ。そして川端康成氏は、この「仕事」を拒否した。結果として「自殺」を選ぶことになった。

大 江健三郎氏は実に優秀な「工作員」だったのだが、すでに77歳だ。後任が必要だ。その点からも村上春樹氏が選ばれる可能性が高いと考える。大江が主導して きた9条の会などの「平和運動」も村上春樹が継承することになり、すぐに沖縄で声明文を読み上げる勇姿を我々は見ることになるのだろう。

も し村上春樹氏がノーベル文学賞を受けたなら是非、やってもらいたい事がある。今、私はTwitterに書き込めない状態が続いている。ブラウザーの初期化 などあらゆる手段を講じたが、書き込めない。つまり言論封殺が行われている。村上氏が政治的にどういう主張をするかは別にして、自由な言論は支持している はずだ。自由な言論を支持しない人がノーベル文学賞を受ける事自体が矛盾しているからだ。

私は村上春樹氏が日本政府、特に総務省とTwitter日本語版を運営するデジタル・ガレージに抗議し、何ら法律にも倫理にも反する事を書いてない竹本秀 之が自由な言論を行えるように力を貸していただきたい。

竹 本秀之の言論が法律違反であるなら、摘発されるべきだ。倫理違反なら注意した上で削除要請を行うべきだ。ところが私は何ら違法行為をやっていない。違法行 為をしてないにもかかわらず「誰かが気にいらない事を書いてる」為に言論を広めることが拒否されている。例えば本が出せない。

これをわかりやすい日本語で言論弾圧と言う。

追記1

個人的にはコロンビア人作家ガルシア・マルケスが賞を受けた後、当時住んでいたベネズエラに戻り、オリノコ河に裸で飛び込み、河の真ん中でウンコをしたと いうエピソードが好きだ。いかにもラテン・アメリカ的な豪快さと意味不明な神秘感がある。

同時に私 は昔からこのエピソードを幾分か疑ってきた。マルケスの下流で泳いでいた人はマルケスがオリノコ河でウンコをした事に文句を言わなかったのだろうか?それ ともプールでは無いから構わないという風習が現地にあるのだろうか?大体、オリノコ河は泳げるような河なのか?疑問はつきない。

追記2

川端康成をノーベル文学賞に推挙したと言われるダグ・ハマーショルド国連事務総長はコンゴ内戦の調停最中に飛行機墜落事故で死亡した。コンゴ音楽ファンの 間でも「国連事務総長の謎の死」として知られている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%9
E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%89

引用

没後

 ハマーショルド没後の 1961年 ノー ベル平和賞が授与された 1963年、彼の唯一の著作『道しるべ』が出版された。 日記形式の回想録集で、 (20歳)から死亡した1961年までのことが記されている 。自らをキリスト教の神秘主義者に なぞらえ、外交を「内なる旅」と主張している。

引用終わり