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冷蔵庫にあふれるトマト 2012.10.07
最近、寒くなってきたのでオデンを作り出した。今日、大根や厚揚げなどの材料を買ってきて驚いた。冷蔵庫に入れる場所が無いのだ。1つの理由は使い差しのレタスが数個、残っていたからだ。私はビタミンCの補給としてレタスを良く食べる。この部分は私に責任がある。
だが冷蔵庫の野菜入れがいっぱいだった理由は異なる。トマトがたくさん入っていたからだ。2個入りパッケージが少なくとも3個あった。これは「みのもんた現象」だ。何故なら、買う人々=私の親がトマトを食べないからだ。
私
は何度も腐ったトマトを捨てた。何故なら、私も含めみんなトマトの生臭さを嫌うからだ。では何故、野菜入れがトマトで溢れているのか?理由は不明だ。何故
なら私は買わないからだ(盛夏に一籠100円で買うことはある)。では、何故、野菜入れにトマトがこれだけ存在するのか?どうも何かの呪い/お守りと考え
ているようだ。
何しろ、私は2009年衆議院選挙で「今回だけは民主党に入れてはいけない、理由は外患誘致だ」と答えてから頭がおかしくなった(事になっている)。
偶然に同じような主張を見つけた:
引用
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/skondo/saibokogaku/minosan.html
第十五回:科学者はみのもんたに勝てるのだろうか?
免疫学者、みのもんたに完敗
かなり以前、筆者が京都大学医学部で講師をしていた時の話である。所属していた研究室は、免疫遺伝子の研究では世界的も有名であり、従って、当時の筆者は免疫学に関しては、(個人的にはたいした業績があるわけでは無いが)一応プロなのであった。
ある日、東京の母から電話がかかってきた。しきりにトマトをたくさん食べろと勧めるのである。その理由は「免疫に良いから」だそうである。
なんだぁ、その「免疫に良い」ってのは?
いくらなんでもアバウトすぎて、何を意味してるのかもわからんぞ?
だいたい、免疫学のプロに素人が免疫について指図するとは上等である。
「いったい、誰がそんな頓珍漢な事を言ってたんだ?」
と聞くと、
「みのもんた、がTVで言ってたのよ」
と返事が返ってきた。はぁ〜〜。みのもんた・・・・・・。
「あのさぁ、俺一応免疫学者なんだぜ。解ってる?」
「でも、そういってたんだもの、ちゃんとトマト食べなさいよ」
「・・・・・・」
とまあ、生命科学者の権威は、みのもんた氏には到底太刀打ちできない、と言う事が明らかになった瞬間でありました。
実
際、世間でのみのもんたの権威?はすごい。彼が、「奥さん、トマトは免疫にいいんですよ」というと、トマトがバカ売れ。「納豆はお肌にいいんです」という
と、スーパーから納豆が消え、「きゅうりは若返り効果があるんだって」とうなずけば、市場できゅうりが暴騰する。絶大な信用である。しかし、次から次へ
と、@@@に良いという食品が出てくるということは、「効果はほとんどない」ことの間接的な証明でもある。みのもんたが「@@に良い」と断言した食品その
他は、この20年で数百に上ることは確かだが、みのもんた本人だって、覚えちゃいないだろう。そもそも根拠が極めて怪しい。きゅうり食って長生きできて、
トマト食ってがんにならないのであれば、医者なんかいらないのだ。
正確さの保証はどこに?
では、なぜ視聴者はみのもんた
の言うこと信用するのか?みのもんたは医者でもなく科学者でもない。彼がそう話すだけでは、視聴者は納得しないはずである。だから、たいていの場合、みの
もんたの隣には「〜〜大学教授」とか、「〜〜研究所研究員」がいて、話題の信ぴょう性に泊を付ける。視聴者は思う。なるほど、ちゃんとみのさんは正しい科
学の裏付けを持って話しているのだ。
こうした事が繰り返されると、だんだん、科学の権威がコメンテーターからみのもんたに乗り移ってい
く。みのさんの調べた事なんだから、間違いない。信用できる。少なくとも、うちのバカ息子やっているめんえきの研究よりもずっと正しいに違いない。そうだ
電話しておこう。。。。となるのである。
引用終わり
母校の文章であるが、この文章には切実な真実がある。私は1980年4月1日から1989年12月末まで朝日新聞社で働いた、これは事実である。実際、証明する書類を私は山のように持っている。
http://mediacheck.jp/nenkin.JPG
だ
が、家族も含め世間は私の意見より朝日新聞の記事を信じる。これは奇妙だ。目の前に「10年働きました」という人がいるのだ。その人(=私)に「どういう
意味か説明しろ」と訊けば良い。幾らでも背景を説明しよう。対して新聞やTVが読者に反応して自分たちの記事の意味を解説したことが過去、一度でもあった
だろうか?
阪大理系に関して言うなら、オウム真理教とそこで村井が果たした役割が強烈に影響した。オウムが摘発されていらい、阪大卒業者
は自動的に公安リストに載るようになった(ソースは2ch)。村井が頭が良かった(IQ200)故に「巨大悪事」に力を貸したことが学内で問題視され、阪
大理系は一挙に疑似科学批判路線になった。この路線は現在も菊池誠氏などに引き継がれている。奇妙な事に上祐などの「本当のオウム幹部」を生み出した私立
大学はお咎めなしだった。ここでの文部科学省の対応には整合性が無い。私の疑問は「上祐などを生み出した早稲田や慶応の学生は何故、公安の監視リストに載らないのか?」である。
いずれにせよ世間の常識はプロの非常識という真実が存在するようだ。
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