日本には思想の自由がない
2013.03.19

さて2chで下のスレを読んで私は奇妙に思った。

引用

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1363644917/

デ モなどで特定の人々を公然と侮辱する「ヘイトスピーチ」が目立つようになっている。海外ではドイツやイギリスなど ヘイトスピーチを処罰対象としている国 もあるが、日本では「野放しの状態」(専門家)。標的となった人からは「危険を感じる」という声も上がっている。【川崎桂吾】

「殺せ、殺 せ」「ゴキブリ」「日本からたたき出せ」2月上旬、外国人が多く暮らす東京都内の繁華街でデモがあり、そんなシュプレヒコールが飛び交った。デモは特定の 外国人を排斥する目的でインターネットで告知され、男女100人以上が参加した。既存の右翼団体とは異なり、参加者もほとんどが一般人。こうした現場を取 材してきたフリージャーナリストの安田浩一さんは「数年前に比べ文言がより過激になっている。『殺せ』という言葉はヘイトスピーチと言えるのではないか」 と話す。

一方、デモを呼びかけた団体の一つは「参加者から自然に出た言葉で、推奨しているわけではない。何がへイトスピーチなのか明確な定義はなく、デモの表現としてあっていいと思う」(広報担当者)と説明している。

デモを間近に見た外国人男性(25)は小声で「怖かった。危険を感じた」と話した。ツイッターでも「デモやばかった」「ひくわー」などのつぶやきが相次いだ。

デ モを問題視した超党派の国会議員も抗議集会を呼びかけ、今月14日に200人以上が参加。また17日の同様のデモでは、コースの途中に「仲良くしようぜ」 などと書かれたプラカードを持った人々が集まり、抗議の意思を示した。運動を呼びかけた男性会社員(30)は「もう見過ごせないと思った」と話した。

http://mainichi.jp/select/news/20130318k0000e040194000c.html

引用終わり

私が思い出したのは2009年3月末から4月頭にかけて2chにおいておきた差別書き込みである。「失語症躁鬱ニート部落民家無し貧乏人は首をつって氏ねよ」という表現が一番、知られている。これはヘイト・スピーチでは無いのか?

実 際、私は精神障害者を家族に持つ者として警察(山口南警察署)に届けを出しに行った。この時に刑事さん数名に話を聞いてもらった。残念ながら刑事立件でき ないという。何故かというと障害者基本法に罰則規定が無いからだ。欧米の障害者基本法に相当する法律には罰則規定がある。

4年経って何か変わったか?何も変わってない。差別書き込みをした記者の名前すら発表されていない。障害者基本法も未だに罰則規定が無い。

ここで私は思うのだが、実は日本では左翼思想を信じる自由だけが存在しており、右翼思想や保守思想を信じる自由が無いのではないのか?

私はTwitter上で差別とかヘイト・スピーチを糾弾している人々に対し「全く同じ思いだ。精神障害者を差別する表現を書きながら全く責任を取らない、記者の名前すら公表しない朝日新聞に対し共闘しよう」と10回程度、呼びかけた。全て無視された。

もし自民党の議員が書き込みをしたなら、恐らくすさまじい反応があっただろう。だが誰がヘイト・スピーチをしたかが問題なのか?誰であろうとヘイト・スピーチをするべきではない。何故、朝日新聞記者は国会議員を超える特権階級になっているのか?

4 年前の一連の差別書き込みは早朝3−4時の時間帯に行われた。その時間帯はちょうど朝刊作業が終わった時間だ。だが、そのまま夕刊作業に入るシフトの人も いる。大体、勤務が不規則だから時間外打ち切り手当が本給とほぼ同じ額出ている。多い人だと手当は月60−80万円である。

問題点は

1.差別書き込みが新聞記者により行われた
2.使用されたPCや回線は会社のものだ(社内LAN)
3.早朝3−4時は記者にとり勤務時間内だ
4.「ヘイト・スピーチ」を書き込んだ記者の名前は未だに公表されてない
5.何かの処分がされたのかも不明だ

鳩山由紀夫軽井沢ゴルフというのがあり、新聞やTV局幹部が出た。その時に、2009年の衆議院選挙で民主党上げ、自民党下げを行うと決まったようだ。そして朝日新聞の特定フロアはネット情報工作部隊になっていたようだ。

在特会のやりかたや発言をヘイト・スピーチと糾弾する人々は何故、朝日新聞社に抗議活動を行わないのだろう?ここには整合性がない。

非常に残念な話だが、日本国憲法が保証しているのは左翼思想を信じる自由であり、左翼思想家の言論の自由であり、左翼思想家の表現の自由だけのようだ。