もっと優しい救急インターフェース
2013.03.31

昔、私がPCをはじめた頃、OSはMS-DOSであり、ここでは下のようなコマンドを打ち込んで作業した。

copy c:\*.* a:\

当時、すでにマックOSはマウスによるドラッグ・アンド・ドロップで同じ作業ができた。マックOSが直感的で利用者に優しいと言われる理由だ。

ここで私が考えるのは救急体制のユーザー・インターフェースである。今は110番などがインターフェースである。しかし、もっと国民に優しい/直感的なのは検索エンジン(グーグルやYahoo!)などに行き「助けて」"help!"と打ち込むことでは無いだろうか?

「助けて」と今、実際にグーグルで打ち込んでみたら、助けてみたい女の子の画像ファイルがずらっと出てきた。これは逆に言えば、政府が「助けて」に対し広告を出せば、政府の適切な機関の表示をすることができる可能性を示唆している。

そ こで、一覧となった政府機関の中から火事なら火事を選ぶ。そうするとIPアドレスとキャッシュから自動的に判断して、最も身近な緊急機関につながる。普通に考えて 山火事で無い限り、消防署だろう。こちらのほうが直感的だ。特に今はネットに接続している状態が当たり前になってきているのだ。

もっと良 いのはマックOSあるいはWindowsあるいはアンドロイドというOSの中に緊急ヘルプ・アイコンを入れることを政府が要請することだ。もちろん濫用さ れないように、このアイコンはガードし保管する必要があるのだが、必要な時は、このアイコンをクリックするだけで自分にとり最も適切な機関に自動的につな がるようにする。これは利用者に優しい。これ以上、優しくならないだろう。

(主 張がわかりにくいので補足すると、パスワードを入れないと開けることができないフォルダーをOSの次元で作成し、そこに警察や救急車のアイコンを入れてお く。アイコンをクリックすると、どこにつながるかはOSが自動更新するから利用者は考えなくて良いというシステムを提案しているのだ)

つまり警察、病院(救急車)、火事と言った日常的な緊急連絡の 方式のユーザー・インターフェースが古くなっており、直感的な連絡方式で無くなったと私は主張しているのだ。代わりに検索エンジン経由か、あるいはOSレ ベルで緊急連絡を行おう、その方が利用者に優しいと主張しているのだ。

ここでの私の議論は

政府が検索エンジンの特定語に広告を出すか

あるいはOSレベルで緊急ヘルプをサポートすることを要請するか

のどちらかをやれば実現できる。もちろん乱用者に対する罰則も強化しなければいけないのだが・・・・