法曹界の既得権益
2013.04.01

この文章は日本国憲法とその改正に関するものだ。まず自分の考えを述べたい。

正直なところ、私は日本国憲法が大きく間違ってるとは思わない。9条が大きな障害になっているのは事実だ。だが自衛隊は既に十分な「武力」を持っており、後は他国からの核ミサイルへの対応策を確保するくらいだろうと考えている。

他方で、九条の会などのように「日本国憲法を守れ」「平和憲法を守れ」と主張する人々に対し大きな違和感を持つ。あなた達、どうやって生活してるの?

平 和憲法を守れという抽象的な主張を繰り返すことで生活できるなら、竹本秀之がアフロボサで生活することも可能なはずだ。何故なら両者は現実から乖離してい るからだ。つまり、平和憲法=巨大利権なのだ。そこに常時、資金が入ってくるから「365日、平和憲法を唱えることで生活する」ことが可能なのだ。これは アフィリエート・サイトを作り、検索トップになり毎月の広告収入で楽して暮らそうというネット上の行動と大差ない。

では、日本国憲法を改正しなくて良いのか?

私なら「憲法九条だけを削除し、他の部分に全く手をつけない改正」を考える。何故なら、憲法の次元で根本的な規則が変わることに不安感があるからだ。

この考え方は、相当に現実的だ。だが、実際にそれをやったら「削除された条文、消えた平和」とかのアンチかつ情緒的な宣伝がなされることも容易に想像できる。

こ こで私が考えるのは法曹界の意見である。法曹界は憲法改正を支持しているのだろうか?実はしてないのではないか?何故かというと法律の世界では「判例を持 ち出して新規事件に判断をくだす」という判例主義が優勢だ。ここで日本国憲法の次元で法律が変わると、「これまで一生懸命、覚えたことが無駄になる」とい う一部のかたがたがいてもおかしくない。

私は軍事も法曹もあまり知らない。知らないことに関しては基本的に意見を言わないというのが私の主義だ。だが大きな違和感が解消されることなく続くなら意見を言わざるをえない。

そして憲法9条が、過去数十年、私に大きな違和感をもたらしてきた、これは事実だ。そこでの違和感は「お金」「資金」「利権」である。誰が「憲法9条を守ろう」という運動に資金を流してきたか、である。