そして誰もいなくなった
2013.04.06

二日前に何故か、日経平均が下げた。下げた理由は不明だが、為替がナンタラなのだろう。12500から12200辺りまで下げた後、何故か急に上昇し終値 では12700辺りまで上昇した。理由は日銀会合と思われる。

昨日の金曜日はさらに意味が不明で、日経平均先物はいきなり13200辺りで始まった。一瞬、私は目がおかしくなったのかと思った。何故なら木曜日は 12200辺りにいたからだ。さらに意味が不明なことに、先物で500円アップしてはじまった相場はズルズルと下げ、結局のところ前日比+100円で終 わってしまった。

債権はもっと意味不明で、ストップ安が2回あったらしい。一応、画像ファイルを取っておいた。

長期国債先物チャート

私が思うのは

これだけ意味不明な動きを日経平均という指数が行ってるのに個人投資家はついていけるのだろうか?脱落してどんどん減少してるのではないだろうか?

そう考えるソースを出してみる。

http://www.nikkei.com/money/column/teiryu.aspx?g=DGXNMSF
K0600Y_06052011000000

日経の記事はアルゴ取引の責任にしている。

で、実態はどうなのか?

http://moneyzine.jp/article/detail/204688

個人投資家、損益ゼロはわずか7%
損失平均額はマイナス525万円にも
サイトウ イサム、 加藤 秀行  2012年08月05日 14:00 

今の個人投資家は昔のような資産家ではない。その状況で525万円の損失を抱えていては話にならない。

http://www.nikkei.com/markets/column/scramble.aspx?g=DGXN
MSGD2303E_23012013000000

上の日経記事によると、安部相場で幾分か状況は改善したらしい。

政府が投機家を養う理由は無い。だが、個人投資家が生き延びることができるくらいの社会の余裕は欲しい。何故、個人投資家が負けるのか?理由は幾つかある が「人為的なボラティリティー」が作られており、その中で自分のポジションをヘッジしなければいけないという部分が大きいだろう。

ここで昨日、金曜日、9時半頃、日経平均先物が13200円だった時に、コールの13250円を誰が売っていたかを思い出すと、個人投資家である。これは 木曜日の夜、某所で建て玉を確認した。金曜日の夜に見たら、13250円コール売りは綺麗に消えていた。普通に考えて損切りをしたのだろう。

この前日比500円の上昇は妥当なものだったのだろうか?その割には日経平均はズルズルと下げて、結局前日比+100円で終わった。これはあまりにひどい 話だ。

いや、政府が個人投資家を守るかどうか以前の話として、金融の巨人達vs個人の戦いは余りに不公平だ。