一票の格差
2013.04.07

高裁の違憲判決を受け、一票の格差が注目されている。

引用

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130
404/waf13040413180020-n1.htm

橋下氏「0増5減は不十分、21増21減に踏み込む」
2013.4.4 13:16 [westセレクト]

日 本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は4日、衆院「一票の格差」の是正に向けて選挙区定数を「0増5減」する与党の公職選挙法改正案について、「0増5減 では不十分だ」とし、各都道府県に無条件に1議席を割り振る「1人別枠方式」を廃した上で、単純な人口比例で300選挙区を割り振る「21増21減」案を 維新の基本方針にすべきだとの考えを表明した。

維新の国会議員団は「0増5減」案について、民主党やみんなの党などとともに、(1)複数の高裁判決が憲法上の疑義を指摘した(2)格差是正だけで制度改革の議論が終わる−として、反対・慎重論を展開している。

橋下氏は「0増5減に賛成するのは与党で、無条件に乗っかるのは野党としては違う」と主張。「21増21減まで踏み込むべきだ」とし、維新国会議員団にメールで意向を伝えるとした。

21 増21減案は、これまでも民主党内などで議論されており、定数は東京で6増、神奈川で3増などとなる一方、秋田、和歌山、香川各県が1減となるなど大幅な 変更が必要となる。格差の縮小は期待されるが、単純比例配分は大都市偏重となるとして、定数が削減される地方の議員からは反発も上がっている。

引用終わり

Twitter 上でも色んな意見が出ている。だが私は何も言ってない。何故、言わないか?選挙区の区割りにはプロがいる。過去何十年と制度を調べてきたプロに勝てる訳が ない。つまり、この問題で論争するのは不毛だ。何故なら、プロとアマでは蓄積知識に違いがありすぎるからだ。

では私は意見が無いのか?違う部分で意見がある。

何故、一票の格差が問題になるのか?民主主義国家である日本の投票において、可能な限り民意が正確に政治に反映されるべきという考えがあるからだと私は考える。

で、 一票の格差も問題だが、投票率の低さは問題じゃないのかと私は考えるのだ。有権者が自分たちの保有している権利を駆使せず放棄しているのだから話にならな い。ここでの私の答えは「投票を義務として定め、棄権したものに罰金を課すことで、投票率そのものを上げ、民主主義国家である日本の投票制度を、より民意 が反映されるものにしよう」と言うものだ。

引用

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E5%8B%99%E6%8A%95%E7%
A5%A8%E5%88%B6

義務投票制(ぎむとうひょうせい)とは、選挙において投票すること(または投票所へ行くこと)を有権者に対して法律上義務付ける制度。義務投票制度または強制投票制(度)ともよばれる。対義語は任意投票制(にんいとうひょうせい)。

引用終わり

オーストラリアなど世界30カ国で採用されている義務投票制度が日本の答えになるかどうかは別にして、現状、義務投票制度の議論すらされてない。これはおかしい。幾ら政府広報を出しても投票率が上がらないなら、「異なるやりかた」を考えるのは当たり前ではないだろうか?