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銀行貸し出しをこうやって増やせ 2013.05.21
アベノミクスでも民間銀行の貸し出しは増えてないようだ。この状況で日銀が異次元緩和をやっても「良い循環」は生まれない。何か政府主導で産業をおこすべきだ。ここで私は政府が新聞を発行することを提唱したい。
単純に政府が新聞を発行すると民業圧迫になるので、朝日や読売などのオリコミとして政府紙を入れる。当然、オリコミ料金を新聞社に払うことになる。
私はTVは影響力が強い割には雇用数が少なく、骨の髄から嫌いだ。だが新聞に関しては、印刷、発送、配達などの現業部門で多くの雇用を生み出している。実際、新聞は全部つぶれるべきと言うような極論は一度も書いたことがない。
政府があえて衰退産業である新聞に参入する理由は何か?公務員数の増加である。
1.この政府紙の編集は完全に政府から独立して行われる
2.だが政府がこの新聞の株主なのだから意見は言える
3.政府紙への不満は政府代表と編集長の公開討論として行う
4.記事は広く一般から公募する
5.ここで政府紙の記者として採用されたかたは「みなし公務員」とする
6.銀行が一番、お金を貸したいのは公務員である。取りはぐれが無いからだ
7.従って政府紙の記者として採用されたかたは銀行からの融資・クレジットカード審査での優位など信用拡大に貢献できる
8.素人の記事が読めるのかとアナタは疑問に思われるかも知れない
9.だが、校閲と校正過程を経て「読める文章」にまで磨くのだ
10.校閲と校正技術を持った人は意外とたくさんいる
11.こうした人々の雇用にもつながる
12.他方でネット上で日々、発表されているブログ記事なども転載する
13.5−10年後に上場し、株式上場益で負債を返済する
14.最終的に政府紙が利益を出すプロジェクトになるかどうかは不明だ
15.だが文章は誰でも書ける。イラストをつけられる人もたくさんいる。サイトに流し込むことができる人もたくさんいる。これまでネット以外での発表媒体が無かったのだ。
つまり政府紙という構想が正しいかどうかは別にして
1.民間銀行にして見れば「みなし公務員」が数万人増え彼らには安心して貸し付けできる、何故なら公務員だからだ
2.他方で新聞のような形式にそった文章を書くのは1つの特殊技術だが、文章そのものは誰でも書ける。つまり主婦、ニート、ひきこもりなどに職を与える良い機会だ
私が何故、数年後には確実に衰退しているだろう新聞産業に政府が参入することを勧めるかというと
1.何万人もの雇用が生まれる
2.みなし公務員だから銀行もお金を貸してくれる=信用拡大 (校閲や校正というプロがきちんと仕事をするなら)誰でも政府紙の記者になり、文章を寄稿することができる
3.日本語という世界でも特殊な言語(?)に関わるビジネスなので海外勢に奪われる部分が少ない
で、5年後に本当に上場できるのか?新聞社としては無理だろうが、政府系通信社としては可能だと思う。特に、新聞発行+ネット運営を平行して進めるなら、相当な規模の雇用を生み出せる点が良いと思う。
こういう形でしか民間銀行の貸し出し増加はおきないのでは無いだろうか?
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