安部晋三は野田佳彦の後継者である
2013.06.09

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11548160830.html

上の三橋貴明氏の文章を読んで、幾分か考えるところがあった。

私は、ここのところTwitterで

安部晋三は野田佳彦の後継者である

と書き込んできたからだ。具体的には

引用

『財 政健全化=アベノミクス“第四の矢”』 ←選挙前に言ってたアベノミクスと選挙後に打ち出したそれとはまるで異なる詐欺。目玉だった積極財政がどこかに消 え、中野剛志が危惧した通り金融緩和と構造改革だけが残り、結局ネオリベ緊縮路線に向かうようだ。しかもTPP・道州制推進。最悪ですよ。

引用終わり

ほぼ上のツイートに近い感想を持っている。

安部政権は70%をこえる高い支持を国民から受けていると多くの人が主張する。彼らが引用している数字を発表しているのは、民主党が与党だった時代、「水増し数値を止めろ」と保守愛国系が非難していた新聞やTVである。

もし

自民党が与党になっただけで数値水増しは終わる

と考えているなら、自民党支持者は新聞やTVを性善説で捕らえている。これは1年前の主張とまるで異なる。

さらに70%をこえる高い支持率を支えていたのは株価である。今の株価は70%の支持率を生み出すほど熱狂すべき株価だろうか?

ここで私は近代国家とは何だろう、と考える訳です:

1.法治国家
2.民主主義

この2つを基礎にした国家が近代国家だと私は考える訳です。

今 の日本は法治国家なのか?私は大きな疑問を持ちます。例えば私は自分固有のメール・アドレス名指しで殺害予告を受けましたが、警察は全く動きません。さら に奇妙なことに私は自民党参議院議員である片山さつき氏にTwitterでフォローされています。彼女は殺害予告に全く反応しません。これは法治国家日本 の否定では?

http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/mail.GIFF

法律的には政府の不作為の罪が成立すると考えます。何故なら、殺害予告だけでも竹本に精神的なダメージを与えることができるからです。

日本の民主主義に関して思うのは、民主主義国家では全ての国民が平等な基本的な権利を持つはずだ、だが現実には竹本の身辺で民主主義が否定されている:

私は、このサイトで兄が精神障害者であったために受けた様々な就職差別について書いています。これは優生学差別では?

もし、家族に精神障害者がいるから就職で差別して良いなら、

「あなたは採用できない、何故ならアナタの家系は糖尿病だ」

という形で審査を落とすことも可能になってしまう。こうした慣行は明らかに民主主義に反している。

直せば良いではないか?

まず竹本秀之に対し殺害予告と様々な「嫌がらせ」が為されたのは事実だ。今からでも立件すればよい。また家族に精神障害者がいるから就職などで差別される点も

障害者基本法に罰則規定を入れればよい

何故、この簡単なことができないのだろう?この簡単に実行できる事柄をやらず、安部政権は憲法改正に向かっている。

しかし、想定される改正憲法は、法治主義や民主主義を否定するものなのか?それとも悠久の大義のために竹本の主張と生命の安全を無視するのか?

もし、「悠久の大義のために個を殺す」と考えているなら、憲法を改正した後は一体、どうなるのだろう?

最後に付け加えるが、私が書いてる障害者を持つ家族が受ける様々な差別は精神科医や神経科医から聴取すれば簡単に確認できる。

簡単に日本人のなかで不当に差別されている人々数十万人を救済することをせずに、中国との戦いに備え自衛隊を国軍にするというのも奇妙な発想だ。