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誰が株暴落をひきおこしたか? 2013.07.12
5月23日に、1000円をこえる日経平均暴落があった。この原因はGPIFの利益確定売りと言われている。GPIF=年金である。
5月23日、朝、私はTwitterで奇妙なツイートを見た。
「政府が冷やし玉を入れるかも知れない」
という経済評論家、渡邊哲也氏の発言だ。
奇妙なことに昼前(2−3時間後)から、株価が本当に急落した。これはGPIFの売りと言われている。
さて、GPIFは財務省の外郭団体だ。当然、財務大臣の権限下にある。現在の財務大臣、麻生太郎氏は渡邊哲也氏が結婚された時の媒酌人であるという。
ソース
http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/hiyashidama.zip http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/baisyaku.zip http://www.afrobossa.sakura.ne.jp/amari.zip
ここでは幾つかの可能性が考えられる:
1.渡邊哲也氏がTwitterで(株価上昇が早すぎるので)「政府が冷やし玉を入れるかも知れない」とTwitterで書き込んだ2−3時間後に、GPIFによる売りが始まったのは
偶然である
2.財務大臣あるいはGPIFは「冷やし玉をその日に入れること」を既に決めており、
渡邊氏に情報を流していた
3.渡邊氏は政府に大きな影響力を持ち、渡邊氏のTwitter発言を受けて、
GPIFの売り出しを決めた
まず1.の可能性だが、甘利氏(現在の金融相)との写真や麻生太郎氏との親密さを考える時、偶然はありえないのではないか? 少なくとも、甘利氏と麻生氏は国会で釈明するべきだろう。
2.の場合、政府が一民間人、しかも経済評論を生業にしている者に、機密情報を漏らしたことになる
3.の場合、もっと奇妙だ。政治家は選挙で選ばれている。政策を決めるのは政治家だ。官僚がアドバイスをするのは状況により妥当かも知れない。だが民間人の意見を取り入れ、GPIFの運用を決めるのはクロニーイズム/仲間内政治である。政治の私物化、年金の私物化である。
GPIFがいつ利益確定しようと自由だ。だが、民間人の意見、しかも経済評論で生活している人の意見を受けて、利益確定売りを出したなら、これは政府の私物化だ。
政府が年金の運営予定を民間人に知らせていたなら、「インサイダー取引」だ。直接、株式を保有して無くても評論家としての箔がつく。
奇妙なことに、この矛盾を野党が追及しようとしない。
追記
渡邊哲也氏の書き込み時と実際にGPIFが利益確定売りを始めた時を比較してください。
渡邊氏の発言はGPIFの行動より数時間、早い。そこでの結論は
1.GPIFの内部情報を誰かが漏らした 2.GPIFは渡邊氏の指示通りに売買する
この2つしか無いのです。どっちも「犯罪」では?
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